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#登場人物の戦闘事情 ⑦【克己】
自他共に認める歴代最弱の盟主。
ひとりの神族をふたつに割って造り出した神工生命体の片割れであるため、純粋な神族に比して体力や生命力の面で劣る。
また〈スサノヲ〉一族では偉丈夫たることが尊ばれるので、いかに鍛えても線が細い彼は軽んじられる。
#世界樹の詩
#登場人物の戦闘事情 ⑥【水無瀬】
契りを結んだのちも彼女は紫狼(傲嵐)を叩きのめしたいと思っている。
それが果たせないのは心情の問題ではなく、実は彼女の存在ゆえ。
彼女と過ごす期間が長くなるほど相手は正気に返る。
また、彼女の見識を“喰らって”いるので、それだけ手強くなる。
#世界樹の詩
#登場人物の戦闘事情 ⑥【水無瀬】
作中では紫狼(傲嵐)を一成が主導する場面と水無瀬が指揮する場面がある。
この場合も比較すると、生じた被害・効果の差は歴然としている。
これは一成の指揮能力が未熟だったからだけではなく、彼女が術士として式神操縦にかけては上手だったため。
#世界樹の詩
#登場人物の戦闘事情 ⑥【水無瀬】
水無瀬の指揮下にある紫狼(傲嵐)の能力は、彼にはない戦術・戦略的な観点から行使されることになる。
これにより敵は運が良ければ避けられた攻撃を、回避できない状況に追い込まれた上で喰らうことになる。
戦場の悪夢が戦場の地獄と化す瞬間である。
#世界樹の詩
#登場人物の戦闘事情 ⑥【水無瀬】
外法師と呼ばれる術士。
小刀術を含む体術を会得しており、刺突・殴打が可能。
暗器も扱い、罠も仕掛ける。
召喚は式神。
呪符から成すこともあれば降した妖獣を使役することもある。
陰陽五行は無属性以外に対応。
近接瞬殺、遠距離は時差で殺す。
#世界樹の詩
#登場人物の戦闘事情 ⑤【紫狼】
残念ながら水無瀬には火力が足りず、彼の反撃を許している。
「オマエ、旨そうだな」にはじまる求愛の数々である。
これが真実、愛の告白だからこそ彼女は死を免れている。
ここまで距離を詰められたら大抵の者は死ぬ。
顎人でさえ腕の一本は失っている。
#世界樹の詩
#登場人物の戦闘事情 ⑤【紫狼】
戦場の悪夢とも言うべき彼に、有効な手段を持つのが顎人と水無瀬のふたり。
顎人は神速を旨とする剣術の使い手で、おのが意志より疾く対象を斬ることができる。
水無瀬は術士として、おのが殺意のありかさえ自在に操れるため、彼に捕捉されることがない。
#世界樹の詩
#登場人物の戦闘事情 ⑤【紫狼】
彼との戦闘で間合いを考えるのは無意味。
全身が伸縮自在であり、定形すらない。
〈暗星〉や風刃は射程が無限であり、照準は敵の殺意に拠っている。
つまり彼に殺意を向けた時点で捕捉される。
おのが意志を上回る速度で攻撃を加えるしか対抗手段はない。
#世界樹の詩
#登場人物の戦闘事情 ④【雷閃】
伏せた手札のひとつである召喚は作中にも登場する。
彼の召喚術は先代盟主・亜嶺須譲りのもの。
※「呪いを衣として纏え」参照
https://t.co/5BITVXJEYQ
神呪と称し、〈三貴神〉に比肩する者のみが使えるこの術は、相手の意志に関係なく対象を喚び寄せる。
#世界樹の詩
#登場人物の戦闘事情 ④【雷閃】
彼の一族において騎槍は一般的な武器ではなく、基本は大剣と短剣。
その流儀を活かした彼の騎槍術は独自の工夫も含め、ある種、特殊なものとなっている。
正統な刀槍術を知る顎人からすると、それが意表をつくこともあり、非常に手強い敵となっている。
#世界樹の詩
#登場人物の戦闘事情 ③【顎人】
召喚とは術者が対象を使役する意図を持って喚び寄せることで成立する。
彼が呼べば一成=〈世界樹〉は何処にでも顕現するが、これは召喚に相当しない。
彼は使役の意図を持って一成を喚び寄せることはなく、呼ぶとすれば叱る目的なので相手が応じないため。
#世界樹の詩
#登場人物の戦闘事情 ③【顎人】
彼の土属性で回復するのは樹木属性を持つ一成。
無限の生命力を持つ〈世界樹〉だが、その〈化身〉たる器を保ったままの一成には限界がある。
顎人の存在が回復しているのは一成の魂。
彼によって一成は本体である〈世界樹〉に個我を呑まれずに済んでいる。
#世界樹の詩
#登場人物の戦闘事情 ③【顎人】
装備すれば狙撃手を務めることも可能な彼だが、どちらかといえば狙撃手潰しを担うことが多かった。
※「howling」参照
https://t.co/OImKYXXQvL
こうした勘所は弟子の一成にも伝えられており、遠距離攻撃を得意とする雷閃に抗する手段として活きている。
#世界樹の詩
#登場人物の戦闘事情 ②【華燿】
過去の記憶を失った彼女は、すでに〈女神の加護〉を意識して与えることができなくなっている。
それ故に一成も加護を受けているはずだが、その効果は雷閃ほどには強くない。
同じく敬愛の影響も薄められているが、自身を顧みぬ行いの源泉となっている。
#世界樹の詩
#登場人物の戦闘事情 ②【華燿】
雷閃は〈女神の加護〉を受けており、その誕生当初から現在に至るまで、加護の恩恵により生き存えている。
それ故に敬愛の影響も深く、彼女が存在・生存していなければ、敵味方とも全滅するまで撤退もせず、自身すら含めて鏖殺しにする殺戮兵器と化す。
#世界樹の詩
#登場人物の戦闘事情 ②【華燿】
彼女が持つ特殊能力として〈女神の加護〉がある。
が、この能力の存在は秘匿されており、それ故に彼女は無能な指揮官として麾下から突き上げを受ける。
加護を受けると対象者は恒常的に能力が上昇するも、敬愛というかたちで自発的に彼女に服従する。
#世界樹の詩
#登場人物の戦闘事情 ②【華燿】
かろうじて魔法剣士の枠内にあるが詠唱は火属性のみ。
斬撃も大剣を使用するため、かなりの大振り。
ナイフを携帯しているのに刺突が使えない。
近距離対応しかできず、接近されると詰む。
一番の問題は、軍総司令にもかかわらず頭脳戦が苦手なこと。
#世界樹の詩
#登場人物の戦闘事情 ①【一成】
一成の射撃は巨大な獣と化して口から光線を放つというもの。
回復術の応用であり、敵は破壊、味方は治癒するという万能兵器。射程も実質、無限大。
しかし、一成は自覚していないが、一度の戦闘で二発が限度であり、三発撃つと失神して行動不能に陥る。
#世界樹の詩