百鬼夜行絵図・第十五怪
「塗り壁」
福岡県遠賀郡の海岸を中心に九州北部に生息する。夜中に突然、目の前に立ちはだかる見に見えない壁の様なモノ。足元を払うと消えるのは、足の部分だけが柔らかく弱い為と、本草学者・綾部隆道は記している。

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百鬼夜行絵図・第十三怪
「彷徨墓」
山や森の薮の中で墓石の様なモノを見つけることがある。それは墓ではなく、墓に擬態した植物。新鮮な死骸を求めて彷徨い、死骸が白骨化すると新たな死骸を求めて移動する。

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百鬼夜行絵図・第十怪
「竜頭蛇尾」
山奥の池や沼に生息。陸には上がれないが、水面に顔だけ出していることが多い。これを目撃した者が沼の主と勘違いした例が多いと綾部隆道は記している。頭部の皮は大変分厚く、この皮を神楽の大蛇舞に太古は使用した。

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百鬼夜行絵図・第八怪
「紫煙鶴」付喪神
愛煙家に永く愛用された喫煙パイプの付喪神。今は亡き主人を求めて、夜な夜な彷徨う姿が見られる。
文化に無理解な禁煙ろん者に恐ろしい祟りを与えるという説がある。

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百鬼夜行絵図・第七怪
「二口幼女」
自分の身体をエサに獲物を誘い、言葉巧みに衣服を脱がせ、その後、頭からボリボリと喰う。
もちろん獲物はロリコン男たち。

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百鬼夜行絵図・第六怪
「頭蓋蟹」
本草学者・綾部隆道によると、日本海側の自殺の多い崖下に繁殖する。当初は頭蓋骨を貝の代わりにしたヤドカリ等と考えられたが、綾部によると蟹の脚部も空で中に多数の触手を持つ生物の存在を確認したらしい。

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サーヴァント百騎夜行絵図
現代和鯖と藤丸立香とやべーやつ
来週にはコミケ参加情報掲載しますぜ。

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サーヴァント百騎夜行絵図
剣の鼓動、此処にあり――

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