兵庫サキ
800匹の眷属を率いる大妖怪で、自分が一番偉いと思っている。妖怪全体の危機を訴えるクレハに感じ入り、手を貸すことに。戦火を免れた美しい城に住み、敷地内ではよく倶楽部の集会が行われる。福島カヨの姉らしいが、同じ種族かは不明。

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福島カヨ
手下の妖怪達と共に会津の城に住んでいたが、幕末の戦乱で城は焼失。人間の身勝手さを恨みつつも、城を再建する方法を考えていた。倶楽部に入り、全国から協力者を募ることにする。兵庫サキの妹らしいが、同じ種族かは不明。

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茨城ネネコ
利根川に住む河童のお頭。暴れ者で人々に恐れられていたが、あるとき失敗して捕まってしまい、以来人間に危害を加えなくなった。明治に入ってから河童達の数が減り始めたことに気づく。事情を知るクレハに誘われて倶楽部に入り、共に対策を考えることに。

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神奈川スミレ
江戸の屋敷で奉公していたが、そこでセクハラ・パワハラを受けた挙句井戸に投げ込まれて殺された。恨みから亡霊と化し、その祟りは僧が解決するまで続いた。現在は墓がある故郷の平塚に住み、たまに東京ミヤと共に亡霊たちを助けている。ミヤにつられて倶楽部に参加。

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石川マツリ
いたずら好きのカワウソ。人間に化けて文明開化に乗ろうとしていたが、同じく潜伏していたクレハに正体を見抜かれる。人間の言葉がうまく発音できてないらしい。倶楽部には変化が得意な子が多いと聞くと、その秘訣を教わるため倶楽部に入会した。

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佐賀コマ
非業の死を遂げた飼い主の血をすすり、化け猫となった猫。退治された後も祟りをなしたため供養され、ようやく眠りについた。しかし長野クレハに起こされ、逆上して襲い掛かる。激闘の末クレハに敗れたが、彼女を新しい主人と認め、命じられるがままに倶楽部に加入した。

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熊本リヱ
人間に予言を伝える人魚。「これから流行る疫病から逃れるために、私の姿を描いた絵を人々に見せよ」と説く。同様の予言をする妖怪も多いが、彼女は言う。「100年後には国中の人間が私の絵を描くことになる」と。

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長野クレハ
の設立者であり会長。鬼であることを隠し、長年人間の世界で暮らしてきたので世情に詳しい。様々な知識や技術を持つ上強力な妖術まで使うので、ほとんどの妖怪は太刀打ちできない。全国を回り46人の妖女をときには説得し、ときには力ずくでスカウトした。

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富山ヒナ
倶楽部の会長が伝統的な製法で作った人形。欲しいものを言えば何でも持ってきてくれるが、入手経路は教えてくれない。待ち時間が嫌いで、常に働いてないと気が済まない。倶楽部運営に必要な資金や物資は、主に彼女が調達している。

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徳島マユ
ミヅハノメ神社のご神体である「毛」。いつもは麻桶に入っているほど小さいが、怒らせると爆発的に髪を伸ばし、大人数人でも一気に締め上げてしまう。自我を持った彼女は神使に近い立場にあり、神命により倶楽部内の悪を監視する。

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北海道チセ
シャイで臆病な小人。人間の幼児並みの背丈だが、成人済み。意外と身体能力は高く、狩りも得意。開発が進む北海道で彼女の集落にも不安が広がる中、代表一名が情報収集のため倶楽部に参加することに。くじ引きで選ばれたのがチセだった。

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東京アカリ
夫に謀殺された恨みから怨霊となった女性。復讐を遂げた後は落ち着き、虐げられた妖女たちを助けたり相談に乗ったりしている。彼女と話すことで成仏できる霊も多い。倶楽部を通じて東京の外へも活動範囲を広げようとしている。

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大阪シノ
森に住む白狐で、稲荷神の使い。千年前人間と恋に落ち子をもうけたが、すぐに二人とは別れてしまう。寂しさからか幼い妖怪達の面倒を見るようになった。倶楽部に参加したのは、各地の妖怪が人間に悪さをしないか見張るため。

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栃木アヤ
三国を渡り人間を害していた妖狐。退治され石化した後も毒気を放っていたが、砕かれて欠片が全国に飛散し、力を失った。今は大人しく温泉に漬かりながら世の様を静観している。

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