143
カイン
「黒紫のオーラを纏っている魔物……
まさか、負の感情を食らう魔物”カオサー”!?
いや!でも、この時代は
カオサーの頻出期は終わっている筈だぞ!?」

精霊馬
「聖女帝軍の支配により
あまりに多くの民の心が荒れた結果
と思えば不思議ではない」

※明日に続く

0 5

142
と、T字城の前が和やかな雰囲気になったのも束の間
突然、ヒャッハー隊が恐れおののいた様子で逃走!

カイン達
「??!😳😳😳😳」

カイン一行は、夜の荒野を振り返ると……

そこには、禍々しく巨大な魔物が居た!!

リリ&エミィ
「何あれ~~~っ!?😱😱」

※続く

0 5

141
ヒャッハー隊
「あれ?何故、俺達は戦おうとしていたのか
解らなくなったぞ?
ようこそお客様!どうぞ中へ!😊」

リリ&エミィ
「急に優しくなった!?😳」

カイン
「そうか!グルクリッヒの花の力だ!!
これなら聖女帝にも効果が期待出来るぜ!!😆」

※月曜日に続く

0 2

140
「しつこいぞガキども&デカブツ🥒!
そう何度も聖女帝様の聖域を土足で
汚してたまるかよ!!😜」
と、またまたヒャッハー隊が立ちはだかる!

カイン
「お前らこそ、しつこい!
いつまで得体の知れない娘っ子に
従ってるんだ!?😡
もう時間が……ん?😶」

※明日に続く

0 4

138
カイン
「そう言えば魔法道具工作師って
特に凄ぇ奴は博士号貰えるんだっけ!
あの野郎24で出世しやがって…その内ハゲーーー」

リリ
「馬さん、お待たせ~!😆」

エミィ
「かくかくしかじか」

精霊馬
「カインどうした!?
急がねばならんのだろう!?」

※明日に続く

0 3

136
博士
「眼鏡ケースの居心地如何でした?
当時も言ったけど、いい加減な理由を並べ
E本や、まして愛人を隠していると決めつけ
人の部屋に侵入しないで下さい……
以上('、3_ヽ)_ガクッ」

カイン
「この眼鏡!!
言いたい事だけ言って寝逃げしやがった!?」
※明日に続く

0 4

135
カイン
「俺の知る特徴を着けている”もわ大明神”は
ただ一匹……!
レ…博士。俺が誰か知っていながら
何も言わなかったんだな……未来を知り過ぎては
いけないからか?」

博士
「そういう事だ…
ただ…意識がある内に……
これだけは言わせてくれ……!」

※続く

0 4

134
エミィ
「え?”私達”?!」

机の花
「はい、マスターのオトモは私だけでは
ありませんーーー」

と言っている間に
天井から”白い何か”↓が降って来た。
そして

「もわ(=゜□゜)」
と鳴いた。

リリ
「あ!えっと…もわもわちゃん!」

カイン
「……やはりか」

※続く

0 4

133
ここで、博士は倒れた。

カイン達
「博士!?」

博士
「いいから、早く……!
その花を、聖女帝の元へ……!
グ…グリーナーの力だけで咲かせた花は……
すぐに…枯れてしまうぞ……!!」

カイン
「だが!!」

机の花
「ここは私達に任せて、行って下さい」

※続く

0 4

130
しかし、グルクリッヒの苗は、蕾が出来た時点で
光が鈍り、成長を止めてしまう。
この1分前後の間で、博士は疲労困憊の様子……

カイン達
「博士、根性だ!!!」

机の花
「無茶させないで!
今の身体ではこれが限界よ!!😣」

博士
「な……何苦楚おぉッ!!😡」

※続く

0 3

129
博士が左手を開くと、光に包まれながら
種が苗に姿を変え、どんどん成長していく!

リリ
「やったぁ!」

カイン
「それ、グリーナーの技…!?」

エミィ
「博士はグリーナー・クォーター。
やはり、聖女帝の術でも完全には
超能力まで封印出来なかったわね!」

※続く

0 3

127
カイン
「こ、この花も、聖女帝の術に……!?😱」

博士
「ああ。大切なオトモフェアリーなんだ。
彼女を元の姿に戻す為、罪無き人々の為に
僕も聖女帝を止めたい!
だからーーーグルクリッヒの花を、今
咲かせて見せる!!😠」

机の花
「マスター……!😟」

※続く

0 4

125
リリ
「……さっきのエミィ、噓泣きだからね?😅」

カイン
「おっとろしいやっちゃ…ん?」

博士が、奥の部屋から持って来た
”見覚えのあるような一本の杖”を見て、
カインはふと思った。

(あの杖の形状……”ガデュラシリーズ”?
本当に沢山あるんだな😮)

※続く

0 4

124
カイン一行は、すっかり言うのを忘れていたw
”花が何故必要なのか”の理由を説明した。

博士
「解った。全力でやればいいんでしょ、やれば!!
それでも今の姿じゃ出来る保証は無いからね」

エミィ
「そう来なくちゃ!
皆の明るい年越しの為に頑張って!!😆」

※続く

0 3

123
エミィ
「わ~ん!!😭妹さんにボロクソ言いつけてやる!!
逆海老固めでも極められるといいんだわ~っ!!😭」

博士
「うわああぁぁぁっ!!それだけはやめてくれ!!
無理なものは無理なんだってば~っ!!😱」

カイン
「何だ?この博士、妹が相当苦手なのか?😓」

※続く

0 4

122
博士
「ただ、今夏発見したグルクリッヒの花から
採取した、種だけは持ってるんだけど……」

エミィ
「そうだと思った!😆
お願い!博士の力で
今すぐ種から花を咲かせて!!」

博士
「そんな事言われても、
”今の僕”には出来ないよ😔」

カイン
「?🤨」

※明日に続く

0 6

121
カイン
「そうだった! 
博士!グルクリッヒの花は
いつどこに咲くんだ!?」

博士
「グルクリッヒ!? それは5年に一度
ごく限られた森や山の奥深くで
夏にしか咲かない幻の花だよ!?😳」

カイン&リリ
「じゃあ絶対
今日中(冬)に間に合わないじゃん!!😱😱」

※続く

0 7

120
カイン
「博士、本当は人間じゃないのか!?😳」

リリ
「博士は混血児さんだから、半分人間だよ~!😃」

博士
「何度も言ってるんだけどな……😓
僕はハーフじゃなくて、クォーターだよ」

エミィ
「そんな事より、時間が無いんだから
そろそろ本題!!😠」

※続く

0 5

119
博士
「元々あの辺は、僕が少年時代に住んでいた
第二の故郷の様な土地だから放っておけなくてね。
そしたら見事に返り討ち。
我ながら情けない話さ┐(´д`)┌」

リリ
「でも博士は憧れの”純血の人間”に変えられたから
結果オーライじゃ?」

カイン
「?🤨」

※続く

0 5

118
カイン達は、精霊馬を軒先に待たせて
扉をノックすると、”博士”とやら↓が出て来た。
リリ&エミィとは知り合いのお陰で
快く入れて貰えた。

リリ
「ところで博士は
どうしてアンジェレイトの外に居るのに
姿を変えられちゃったの?
最初は誰かと思ったよ!」

※続く

0 6