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今、よくよく思い返してみると「夏」という事を差し引いても雪華はめっちゃ薄着だった。というかなんだったらブ●ジャーらしきものがちらちらと見えていたのではないか?いや、絶対にそうだ!!
それは思春期男子の春斗にとってはとんでもない衝撃であった。同年代の、しかも好きな女の子のブラちら…
春斗「よ、よく考えたら…(雪華の)ぶらじゃー…(普通に)見えてた……よね(; ・`д・´)?」
人間、すぐに変わることはできない。しかしだからこそ努力することを怠ってはいけないのだ。
そういう風に改めて思いなおした春斗は、「今日からでも少しずつ変わっていくぞ!!」と息巻いて、机の前に座った。まずは夏休みの宿題を…
しかし、5分ほどたった所でとんでもない事に気が付いてしまった。
自室に戻った春斗は、約40日ぶりにみた雪華の姿を反芻していた。この夏休みはまったく姿を見なかったが、だからこそ久しぶりに目にした雪華の姿は想像の姿を超えて女神だった。
ああ、雪華と少しでも夏休みを過ごせたらどんなによかっただろうか…!!
この夏訪れた最初で最後のチャンス!!
せめて少しでもこの時間が長く続けと、春斗は以前失敗した雑談を雪華に対して試みた!!(しゃべり方とか聞いてる内容が若干、キモいがそれはご愛敬。勇気出して好きな子にしゃべりに行ったんだから大目にみてほしい)
つづきはじめま~す
どうやら雪華は春斗の妹(美桜)にお土産を持ってきたようなのだが、あいにく妹は留守にしていた。
それならば帰ってきたときに渡すので、そのお土産を預かっておこうかと勇気を出して口にする春斗
たわわに実ったJカップバストの美少女女神……
高嶺雪華が立っていた(;゚Д゚)で、でっか…➡久しぶりなので余計にそう思う春斗
そんな夏休みの終盤、8月30日のこと…
家族がみな家を留守にしているときに、呼び鈴の音が鳴る。丁度その時、春斗はいつもの自家発電に勤しんでいた為に居留守を使おうとしたのだが、母親に「そういえば荷物とってくれって言われてたような…?」と思い出す。
そもそもの話、あの夏休みの初め以来、春斗は雪華に「一度も外で出会えていなかった」。これが普通のラブコメであったら次々に何かしらの展開が起こり二人は仲を深めるものだが、5年前の些細なきっかけから疎遠になった二人だ。春斗が彼女の自宅を訪ねるというのもハードルの高い話なのだ。
㉓おまけ~
実は本編が大体、春斗の『妄想』で進んでいくので本編開始時の世界線で二人が会話した時間(現実)は3分にも満たないという驚愕の真実’(シリーズで結構描いてるはずなのに)
でもシリーズ再開したこの辺りから徐々に会話が増えていく予定です。お楽しみ~
⑱結果、本末転倒なことをしていたのだ。
これに対し、春斗はいつもの自己嫌悪を始める。
本来ならそういった精神的に後ろ向きな所から改善していくべきなのだろうが、残念ながらそれを指摘する人物はここにはいない。こうして彼はまた一つ何かを拗らせるのだった…!!
⑨そうした気まずさの『原因』になっていた例の物を春斗は紙袋から取り出し、机の上に置いていく。
それは…?(;゚Д゚)
⑧息も絶え絶えに自室に戻った春斗は、自室のカギを閉めながらほっと一息つくことに
それは、『まさか不意打ち的に雪華に遭遇するとは思ってもいなかった為、こうして無事に帰ってこれて安心した』のと『もうひとつ理由がある』
⑦結局、『いたたまれなくなった』春斗は「ごめん、この後、用事があるから」などと適当な嘘で話を切り上げて雪華に別れを告げた。(その様子を不思議に思う雪華だが、特に引き止めたりしなかった)
⑤予期せぬ人物の登場にテンパる春斗
昔ならいざ知らず疎遠になってしまった現在(相手は高嶺の華に成長してしまった)、彼女と会話できることは彼にとってまた仲良くなる(あわよくば付き合う為に)貴重なチャンスであるはずだが…
③荷物を適当な紙袋に入れると春斗は慎重な足取りで、自宅への道を進んでいく。彼が自分に課したのはできるだけ「帰り道で知り合いに会わないこと」だ。
まるで、人知れず爆発物を運ぶスパイのように緊張した気持ちで彼は歩みを進めていく。そうして、あと少しで自宅という所まで来た時…
②夏休みに入ってすぐのこと…彼、愛場春斗は緊張の面持ちでコンビニ宅配の荷物をうけとるのだった