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パリトキシン。久々のモンスター登場です。ハワイの海に棲むイワスナギンチャクから単離されました。タンパク質系以外では、マイトトキシンに次ぐ分子量と毒性を誇ります。左上から目で追っていくと、末端以外は炭素鎖が途切れることなく続き、枝分かれも少ない構造が読み取れます。

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CMなどで名前はよく聞くけど、あまりどういうものか知らない化合物というのがありますが、ヒアルロン酸はその例でしょうか。2種の糖が交互につながって長い鎖となった構造で、皮膚や軟骨、眼球などに広く存在します。鶏のトサカなどにも含まれ、ヒアルロン酸の製造に利用されます。

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昔、刑事ドラマで見た「溶ける糸」というタイトルが妙に印象に残っています。手術後、内臓の縫合に使った糸は少しずつ溶けて、なくなっていくものでなければなりません。よく使われるのが、ポリグリコール酸という高分子。グリコール酸が、エステル結合でたくさん連結したものです。

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シャツ、グレー買って構造式書き込めばいいかな
ピンは作るかぁ

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オカダ酸。ある種の藻類が作り出す毒で、これをムラサキイガイやホタテガイなどの貝類が食べて体内に蓄積し、さらにそれを食べた人間が中毒を起こすため、問題になります。外見からは毒の有無がわからないので厄介です。幸い最近は大きな被害は起きていませんが、警戒すべき毒です。

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ポリエチレングリコール(PEG)。CH₂- CH₂-O-の単位が繰り返し出てくる構造です。その性質は単位の数によって変化し、15個程度までは粘性の液体、150個あたりまではペースト状、それ以上ではフレーク状あるいは粉末状の固体です。酸素を多く含むため、水になじみやすいのが特徴。

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うちわ作り終わった!!
かなのちゃんのうちわの裏面めっちゃ可愛くない⁉︎
ど文系だから構造式の正しい書き方とか分かんないけどがんばった🥰

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そういえば最近あまり呟いていないのですが、LINEスタンプとかも作っています。理数傾向つよつよです🧪
https://t.co/ogcRzzj10r

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Adamと学ぼう!〜化学構造式〜

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デュポン社が1940年5月15日に初めてナイロン製ストッキングを発売したことにちなみ、本日はストッキングの日なのだそうです。こちらがその6,6-ナイロン。以前に出てきた6-ナイロンは6炭素の同じパターンが繰り返すのに対し、こちらは6+6炭素ごとに繰り返すので、この名があります。

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いま気付いたけどタキオンの耳飾りって構造式なのね。めっちゃかわいい

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ビタミンB₁₂またはシアノコバラミン。今まで取り上げずに来たのは、構造式を描くのがめんどいからです。ビタミンB群のラスボスにふさわしい風格ですね。ポルフィリンに似た骨格の中心にコバルト原子を抱えています。生命に縁などなさそうなコバルトですが、実は必須元素です。

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アグネスタキオンのつけてるピアスの構造式インダンっていう物質らしいなにか因果があるんだろうか…

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糖がたくさん連結した分子はたくさんありますが、このアガロースは少し変わり種で、2つの環を持つ変わった糖と、ガラクトースが交互につながった構造です。海草の一種であるテングサを煮溶かして固めたもの、つまりトコロテンの主成分です。また、これを凍結乾燥したものが寒天。

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これはハウジングの顔構造式ティニー

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合成繊維も種類はいろいろありますが、中でも最強の一角を占めるのがこのポリパラフェニレンテレフタラミド。あまりに長い名なので、「ケブラー」という商品名がつけられています。重さあたりの引張強度が鉄の5倍にも達する上、-200℃から160℃という広い範囲で強度を保ちます。

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「プラスチックの原料って石油なんですよ。意外にこれ知られてないんですけど」という環境大臣の発言が話題になっているようですが、世の中には石油が原料ではないプラスチックもあって、このポリ乳酸はその例。糖類の発酵によってできる乳酸を、長くつなぐことで作られます。

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