086 Aquamarine and Thistle Flowers" brooch(1905-1906年仏)
アクアマリンとアザミのブローチ。アザミの花の部分はガラスをカービング。ガラス工芸に完全移行する数年前のジュエリー時代後期の作品。

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084 ‘Female Face’ Pendant(1897-98年2日)
女性の頭の上にあるサファイアはギリシャ神話の怪獣キメラが咥えている構図。ラリックやミュシャを見出した仏女優サラ・ベルナールと関連があると考えられています。

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083 "Eagles In Mulberry Branches" dog collar plaque(1902-03年仏)
桑の実と鷲をデザインしたチョーカー。このように植物と動物を組み合わせ紋様化するのがラリックの得意技。

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078 ‘Rape of Deianira’ Pendant(1900-02仏)
デイアネイラがケンタウロスのネッソスに襲われるシーンが再び。ドラマティックな形状のグリーンは海藻がモチーフ。下部には揺れるオパール。当時オパールは1829年発行サー・ウォルター・スコットの小説「Anne of Geierstein」の

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075 Peacock pectoral(1898-1900年仏)
孔雀とオパールという個人的に性癖に殴り込みをかけられるブローチ。ピーコックモチーフは色んなジュエラーがつくっていますが、羽をここまで豪快に表現するのはさすがです。中身のない説明でごめんなさい。

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068 Chalice(1899年仏)
シルバーとブロンズのフレームに収められた白い吹きガラスのゴブレット。ぶどうモチーフ。このようなメタルとガラスを組み合わた作品がこれを機にたくさん作られました。
1905年にロンドンで行われた“Works of René Lalique”展で展示されたもの。

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067 ‘Female Figure’ neck collar(1898-1900年仏)
女性の凛とした横顔が、ケシの花とリボンを組み合わせたラベンダーカラーのフレームで彩られています。顔はクリソプレーズ。
幅広のチョーカーですが、着こなせる人はいるのでしょうか、負けてしまいそうです。

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066 Centerpiece(1903-05年仏)
睡蓮が咲く湖から女性が現れた様を表現したセンターピース。脇の3体は魚を抱えており、魚の口からガラスをカービングした水が流れ出ています。
センターピースとは食卓を飾る銀器やガラス器のこと。これひとつでなんとも優雅なパーティに。

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062 Cats choker(1906-8年仏)
ロッククリスタルひとつひとつに猫と植物のエングレイビングが施されたチョーカー。それぞれがダイヤを挟んでゴールドのフレームでとめられ、トップとボトムのゴールドにはポイントに白のエナメルが施されています。派手ではない繊細な美。

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