「変わった…!」

シュリンプの変身態とは違い、ハルカのものはより「鎧」という面が強調されたものとなっている。

「さっきまでのアーマーと段違いのパワーがある…、いける!」

ヘルムのセンサーが紅く灯る。

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土煙が風で流れ、乱戦の様相を呈し始めたメインストリート。参加者はヴェシュターの再生能力に対応しつつ、防戦。

それを廃墟ビルから見下ろす男…。

「ヴェシュター…No.4、7、9は沈黙。使えない奴らだ。デミアンの言う事もわかるが…」

男は唾を吐き捨てる。

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ルーカスは再度思案に耽る。

(ゼルべリオス隊、参加者、いや、俺に揺さぶりを掛けてきたな…。ヴォイドについて、色々掴みたいという事だ。義父さんの情報統制が俺の仕事を増やしているぜ)

ロカカカの効果で生存者の潔白が証明されたが気分は晴れない

https://t.co/Y2Kvl9jrXM

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ExtraChapter.2
『等価交換』

Chapter.2直後のBグループのバルクキャリー内で··· https://t.co/tE2gzEDgMO

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バルクキャリー内。ショルメは皆から少し距離を置いて座っているチャールズに声をかける。

「先程はありがとうございます。それにしても何故、僕の名前を?どこかであった事が?」

「···ない」

チャールズはショルメから視線を外さずに答える。

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その少し離れた場所で、刀を武器にフウマは戦う。

「やっぱりみんな……やるね。気持ち悪い敵だけど、慣れれば僕でも戦える」

辺りの戦いを横目に、彼はそう呟きながら一体のヴォイドを両断した。

「でも数は、まだまだ多そうかも。ヴォイドってどれだけいるのかな?」

https://t.co/dOTkLo5NIi

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Chapter.1

「虚無団地」

バルクキャリーが停車したのはルーカス・ゴールディンとの合流ポイントである、ホヘト団地。廃墟と化した3棟の大型アパルトメントが軒を連ねる佇まいは威圧感すら感じる。

男はいた。かつて団地の小さな公園だったと思われる場所のベンチに腰掛けて。

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鋭利な爪の斬撃を伴った蹴りをまともに食らった異形。養殖ヴォイドの組織で作られた鉤爪は肉を裂き、ワイヤーを絡みつかせたような骨格にも見える部位まで到達していた。

「ヴィィィエ!!」

苦しみながらも動くのはやめない。後方へ飛のくと姿を「消す」。https://t.co/a76eLXQgbG

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