49番目はクダクラゲ
それぞれ別の個体の生物が繋がって群体として共生しているクラゲで、全体の長さは数mになるものもいます。
泳ぎを担当するもの、浮き袋の役目をするもの、獲物を捕まえて消化して他の個体を養うものなど、各自が役割分担をしつつ一つの塊として生きています。

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47番目はハダカイワシ🐟
頭から尾まで体表に発光器官を多数持っていることから英名はLantern fish(チョウチン魚)と言います。
また、網や他の魚に触れると体の鱗が剥がれて「ハダカ」になってしまうことが和名の由来となっています。

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45番目はニュウドウカジカ🆕
オタマジャクシのような丸い頭と細い尾を持ち、頭に短い皮弁がついている姿がまるで無精髭の生えた入道(丸坊主)のように見えることが名前の由来です。
身体や皮膚は非常に柔らかく、陸に上がると顔の前方が垂れ下がりとぼけた顔になることでも有名です。

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44番目はヒカリキンメダイ💡
眼の下の半月状の発光器に発光バクテリアが共生していて、発光器を半転させることで光の明るさを調節します。
光を発する理由としては餌を集めるため、仲間とのコミュニケーションを取るためなど諸説あり、はっきりとはわかっていません。

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43番目はサクラエビ🦐
食用としての姿は鮮やかな赤ピンク色ですが、生きているとき体は透けています。
日中は水深300mほどの深海にいますが夜間は餌となるプランクトンを追って水深30m程までに上がってきます。深海を行き来する生態をもつ桜えびは世界的にも珍しいそうです。

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37番目はギンエビス🐚
銀色の真珠層がとても美しい円錐型の巻貝です。
底引き網にかかって漁獲されるものの数が取れない為あまり市場に出回りませんが、美味なため食用にされることもあるようです。

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36番目はキホウボウ🦵
発達した胸びれの一部を使い(ひれすじと言います)海底をトコトコと歩いて移動をする姿がとても愛らしく特徴的です。泳ぐこともありますが、基本的に歩いて移動するそうです。
吻から伸びた2本の突起で砂底を掘り起こし、隠れている甲殻類などを捕食します。

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33番目はオオイトヒキイワシ🧵
最大の特徴は異常発達した腹びれと尾びれで、これらをピンと海底に固定しカメラの三脚のような体制で獲物を待つことから「三脚魚」とも呼ばれています。
ムナビレも非常に長く発達し、餌であるプランクトンなどを引き寄せるために活用するようです。

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32番目はコトクラゲ🧜‍♀️
ウサギの耳のような2本の腕を持った変わった形のクラゲで、海底の石などに付着して暮らしています。
学名のimperatorisはラテン語で「皇帝」を意味し、海洋生物の研究者だった昭和天皇が採取・種の同定を依頼したことなどで深く関わっていることが由来しています。

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31番目はセンジュナマコ👌
クマナマコ科に属し、背側に3対の疣足(いぼあし)を持っています(うち1対は退化してほとんど見えません)。
水深6000mより深い場所で発見されたこともあり、海底の泥に含まれた有機物を捕食しています。

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おかげさまで  投稿も今日で30種となりました。
過去の記事は↑のハッシュタグをで追いかけることができます🐙🦑
まだまだこれから100以上を目標に続けていきますので横目で見てやってください✨

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27番目はシギウナギ。
ウナギの仲間で紐のような細長い体と嘴のような口が特徴です。
上下の嘴は外側にカールしているため口を閉じても噛み合わず、パクパクと嘴を動かしながら海中を漂い、エビ類の脚や触角の一部が絡まると嘴に生えた無数の細かい歯で捕らえて食べるそうです。

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26番目はテンガンムネエソ🐟🪓
形状と銀色のボディが手斧に似ているためか英名はHatchetfish(手斧魚)といいます。
体の幅はわずか数ミリで陰ができる面積を極端に減らしたり、腹部に持つ発光器を上からの太陽光に合わせて発光させることで敵から見つかりにくくする工夫をしています。

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25番目はミツクリザメ🦈
顔の前方に突き出た大きな吻(ふん)と、普段収納されている口が獲物を捕らえるときにイラストのように突き出るのが特徴的なサメです。
細長く内側に曲がった歯は似た形状の歯が化石から発掘されていて、ラブカ同様生きた化石と呼ばれています。

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23番目はコオリウオ🐟
なんと血液が水のように透明で、赤血球が血液中にほとんど含まれない上に赤色の色素を持つヘモグロビンが無いそうです。
どうして血液が透明になったのかは明らかになっていませんが、血液中の液体成分(血漿)に酸素を溶かして全身に運んでいるようです。

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22番目はテングギンザメ🦈
以前紹介したギンザメやゾウギンザメと同じギンザメ科に属しますが、名前の通り天狗の鼻のように大きく前に突き出た吻が特徴です。
役目としてはゾウギンザメと同じと思われますが、どうしてこ
ここまで長く発達したかについてはまだ明らかになっていません。

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20番目はサルパ
時折大量発生をして魚網の目詰まりなどを引き起こします。
ホヤの仲間でありながら浮遊生活を送るその生態は独特で、無性生殖と有性生殖を交互に繰り返します。無性世代時は鎖のように連なった姿で群生生活をし、それぞれが成熟すると卵子と精子を持ち有性繁殖します。

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19番目はミドリフサアンコウ🐡
平たく細かな毛が生えた体は鮮やか赤色に黄緑色の斑点のとても派手な色をしていますが、真っ暗な深海ではあまり目立たない色となり、斑点模様もカモフラージュの役目があると考えられています。

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17番目はゾウギンザメ🐘🦈
昨日紹介したギンザメの仲間で全頭類に属します。
名前の通り象の長い鼻を思わせる吻(フン)と呼ばれる器官が顔にあり、ここで微弱な電流などを探知して海底の泥から魚類や甲殻類・貝類などの獲物を探して捕食します。

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15番目で今年最後の紹介はオウムガイ🐚
5億年前に誕生してから現在に至るまでほとんど姿を変えることなく子孫を残していることから「生きた化石」とも呼ばれています。
イカやタコと同じ頭足類の仲間で取り込んだ海水を漏斗から吹き出して泳ぎます🦑🐙

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