「おねーさん!もー帰るのー!」

「だる」

モモの眼下では無数の酔客が行き交っている
いつもと同じような夜だった

淀んだ目でモモは今日の獲物を見定めていた
食欲以外で”ヒト”に興味を持てなくなっていた

「おねーさん!!あそんでこー」… https://t.co/Tv6QsC0SML

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「ノヴァちゃんはなんで赤頭巾になりたいのー?」

「守りたいものがあるから」

「えーすごーいかっこいい!!」

スタアは目を輝かせて驚いた… https://t.co/OG0CDO4hQb

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喉笛を噛みちぎろうとすると彼女たちは決まって

「なぜこんなことをするの!?」

と叫んだ

これから死ぬのになぜそんなことを聞くのか
サクラデンブはわからなかった

残り 52日

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「あ、貴方は!?赤頭巾???はっ!?オオカミは!?早く逃げないと!!!」

「だいじょうぶ。落ち着いて」

サミダレは女性の背中を優しく撫でた

「ひょっとして貴方が私を助けてくださったのですか??」

女性の目は早くもハートマークになりそうだった… https://t.co/bZc7WEJhwj

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今日のマードは朝から変だった

「どうしたのマードくん、そんなにソワソワしてえ。あっそっかー今日はだーいすきなカダ先生が帰ってくる日か~」

「リメさん、誂わないでください・・」… https://t.co/xsXwUT98tW

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デルセンアンデルセン研究所 

「儂らがグレーブリッジに分所を持つのは非合法かつ非人道な研究をするためだ!などとバカどもがまた騒いでるらしいな」

所長デルセンアンデルセンは画面を操作しながら毒づいていた

「ご心労おかけします」… https://t.co/gyEyOv9Qvc

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デルセンアンデルセン研究所

「儂らがグレーブリッジに分所を持つのは非合法かつ非人道な研究をするためだ!などとバカどもがまた騒いでるらしいな」

所長デルセンアンデルセンは画面を操作しながら毒づいていた

「ご心労おかけします」

カダは心にも無いことを言った… https://t.co/rp6nJQ1i1H

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「ベランダはお前の灰皿じゃねえんだぞ」

銀髪の人狼は部屋に入るなり同居人を詰った

「んだよギンちゃん今日ツンツンじゃん」

金髪の人狼はベランダから室内の様子を伺う

「ヒモに飽きちゃった?」… https://t.co/07FgXUfz9U

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任務で近くに来たのでサミダレの様子を見に来たスタア

「やほースタアちゃんが前線視察に来たよ~」

「花形頭巾は暇そうでいいわね。あんたも一緒に聞き込み行く?」

「え?いいの??」

スタアは無邪気に目を輝かせる… https://t.co/CWkbUS7zND

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「おーい、おねーさーん。生きてる?瓜買わない?」

女性の口は冷たく硬直したままだ

「ったく。”食い物”を粗末にするなよな・・やるんなら全部食えよ」

トウキチロウの目線は暗闇に潜むもう一人の人狼に向けられていた

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グレーブリッジからお出かけして食事に出かけたマードとリメ博士

「ここは店構えは貧相だけど、味は確かよ!連合のなかでもこういう田舎だとウルフリーの店って中々無いのよねー」

「・・・ご迷惑おかけします」… https://t.co/vmZyiC6wNW

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エスエックスで地道な聞き取り捜査を始めるサミダレ隊

「・・・めぼしい収穫無しか。焼かれたのは”黒い”店ばかり。ま、なかなか口は割らないよな」

「らっしゃい!!!らっしゃい!!!今日も新鮮な野菜入荷してるよ!!!おすすめは瓜!!!!」… https://t.co/dUhshpNnq3

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『エスエックス地区の放火事件はサミダレに頼もうと考えるが』

『確定では無いが火炎系の攻撃力を保持した人狼ならば妥当だろう、ルナを出すわけにはいかんしな』

『・・・外縁作戦の補充は』… https://t.co/lAPe9nuduj

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「スタア班が捕らえたミツヒデですけど獄舎で殺られたそうですね。ろくに情報もとれずに。スタアさん、そういう所が甘いですよね~」

新米の赤頭巾は媚びるような声でノヴァに言った
ノヴァとスタアが犬猿の仲なのは有名な話だった

「任務に集中しろ」… https://t.co/ACOTBaIEPb

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「なんだよこれえ。まじかよ」

人狼の青年は譫言のようにそれを繰り返した
眼前で、数日前に自分が揉め事を起こした店が燃えていた。正確には燃え切っていた
すでに店というより焼け跡の一歩手前であった

青年は揉め事を起こした後に、不良集団の先輩に相談し… https://t.co/csoCng8Fvb

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「なんだよこれえ。まじかよ」

人狼の青年は譫言のようにそれを繰り返した
眼前で、数日前に自分が揉め事を起こした店が燃えていた。正確には燃え切っていた
すでに店というより焼け跡の一歩手前であった

青年は揉め事を起こした後に、不良集団の先輩に相談し… https://t.co/EadsoFTDbr

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「あ、そうだ。明日から本店でデルセンおじいちゃんにご奉仕してくるからお留守番よろしく~」

カダはパソコンから目線を外さずに言う

「はい。何時にお戻りですか?」

マードは実験の手を止めて答える

「んー。何時っていうか。一週間ぐらい」

「急、ですね」… https://t.co/LNB7Ka3l7P

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「ご無沙汰してますトウキチロウさん!!お世話になってます!!あざっす!!うっす!!ちっす!!!」

 トウキチロウと呼ばれた男は燃え盛るドラム缶から目線をこちらに向けた

 彼を囲むように屈強な人狼達がこちらを睨みつける… https://t.co/rnvVjUsKs9

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