「これは聖衛である」

赤頭巾庁によるグレー・ブリッジ殲滅作戦、始まる

残り 12日

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「クロロ、来るのおそーい。レンジさん帰っちゃったよ」

シロノは冗談ぽく怒ってみせた。
ほのかに頬は染まって見えた。血色は良さそうだ。

「ごめん」

レンジと会いたくなくて時間をずらしたのは黙っていた。… https://t.co/WjkFT6Q2Th

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『貴様らのような政治屋のせいで今も人々はオオカミに殺されているんだっ!!』

議場に陣取る政治家たちから乾いた笑いが起きた。
いつものことすぎて端から無視している議員すらいた。… https://t.co/WWVaZwAzA8

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「トウキチロウ君はこれからどうするの?」

張り詰めた空気に凛とした声はよく響いた。

「あー。しばらく無職。でも赤頭巾は殺す。根絶やす、ガチで」

「無職には厳しい戦いだよ」

ギンイチロウの声音は冗談なのか判別できないので… https://t.co/3kDB783a7o

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「トウキチロウ君はこれからどうするの?」

張り詰めた空気に凛とした声はよく響いた。

「あー。しばらく無職。でも赤頭巾は殺す。根絶やす、ガチで」

「無職には厳しい戦いだよ」

リキューの声音は冗談なのか判別できないので… https://t.co/dACKHQmyNQ

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クロロウは同世代の中ではカネに関しては厳格な方だと自負していた。

「レンジさん。あそこで殺された赤頭巾って、俺の客だったんだよ」

「ああ。だからこのカネがあるんじゃねえか」

レンジの瞳が暗くなる。… https://t.co/3THg6UDxJ0

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『あー。もしもーし。ルナ?ごめん。シゴト中?』

「うん。でもいいよ」

『あたしさ、赤頭巾やめるわ』

バンの声は妙にあっさりしていた。
これは相談ではなく報告なんだとルナは気付いた。

「もう会わないかな」… https://t.co/6p2SDfQwsf

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なんでヒトを食い殺す化け物に、こっちが寄り添わなきゃいけないんだ

なんで赤頭巾であることを恥じなきゃいけないんだ

なんでヒトを守るために、オオカミを殺しちゃいけないんだ

なんで赤頭巾であることを諦めなきゃいけないんだ

誰に何を言われようと… https://t.co/NevFV66YQb

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「オオカミたちには何度も何度も助けられた」

私はあと何回この話を聞けるだろう

「ヴァルヴァ将軍のもとでイゴノ砦を守りきったときも、”少佐”たちの遊軍が無ければ、どうなったかわからねえんだ」

日に日に、声は弱くなってる… https://t.co/mQIqJ0Gi5r

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グレー・ブリッジでの赤頭巾庁職員の変死事件を巡り
人類と人狼の対立がまた再燃するのではとセカイ連合は危機感を持って事態を注視しています。… https://t.co/ZUIaHHScnl

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「この仕事で一番つらいのは、教え子が先に行っちまうことだね」

アリス学園長はその小さな腰をますます小さく畳んで花壇の世話をしている。

ここは聖立ルースライン学園
赤頭巾たちの養成機関… https://t.co/SBmtKSTxl9

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「なあ」

した後は決まって甘くなるコイツの声。
ほんとやめてほしい。

「ギンちゃんの夢って何?」

その話も本当に止めて欲しい

「今は言いたくない」

間違ってもこんな状況で言う夢では無い

「うざ」

尻尾を撫でられる。… https://t.co/gpT4jDHBgQ

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「カダ、喜べ。儂の読み通り、セカイ連合は赤頭巾と戦争をする気だぞ」

デルセンアンデルセンは機嫌が良い。

「嫌ですねえ」

カダはどうでもよさそうだった。

「そうなればナオスケは現有では余りにも足りん。お前の所のオオカミを寄越せ」

「嫌ですね」… https://t.co/7kb0z6o6uB

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「所長。私が聴きたいのはそれで勝てるか、ということなの」

「勝てる。弐式ナオスケをもってすれば大人類帝国といえど五分にもっていける。グレー・ブリッジごときは話にならん。半日で更地に出来るわ」… https://t.co/rActiaXLQi

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「滅ぼしてえよな、グレー・ブリッジとかいうクソ街」

「更地にして跡地には感動的なテーマーパーク作りましょうよ!赤頭巾ちゃんたちが如何に強く美しくかっこよく狼から人々を守り闘ってきたかを顕彰するテーマーパーク!!!」… https://t.co/IHhAMgMGpD

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「”退院”したトウキチロウさん。最後に先生に直接感謝を伝えられなくてすごく残念がってましたよ」

グレー・ブリッジは常に煙っている。
それは工場の排煙だったり、焼却炉の中の誰かからだったり、
街を隔てる川から立ち上る霧だったり… https://t.co/prnYJcRW7Y

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