「裸足のイサドラ」
ダンスに対するこだわり。奔放な恋愛遍歴。各国で披露する踊りもお国柄を反映しています。そして身内の不幸、衝撃的なラスト。優れた芸術家にありがちな、やはり波乱万丈な生涯は見応え十分。身近にいたらちょっと近寄り難いけど、観ている分には面白いです。

9 50

『遊星からの物体X』
南極基地に入り込んだ未知の生命体。体を奪われる隊員。その正体の恐怖。
隔絶された場所に異物を投入し生まれるパニックSFホラー。カート・ラッセルの格闘。モリコーネの音楽。極寒の中。惨状はアナログ造形随一のキモグロさ。

18 117

「あの頃ペニー・レインと」
ロックに魅了され翻弄されながら知らない世界を知った少年の淡い恋と全体を押包む儚さ。
誰かを本気で愛するということは自分が傷つき相手を傷つけてしまうかもしれないという覚悟がいる。
キャメロン・クロウ監督の実体験を基に描く甘酸っぱい物語。

4 27



観たものを惹き付ける不気味さがある作品といえば“パプリカ”

夢と現実が混同する内容で理解困難。だが、止められない止まらないまさに麻薬映画。

実は冒頭のサーカスのシーンはあのグレショのバーナムサーカス団を元にした映画、「the greatest show on earth」オマージュ。

14 92

「ブリグズビーベア」
赤ん坊の頃に誘拐され25年間偽りの親が作った教育番組しか知らずに育ってきた青年の物語。彼に対する人々の反応はどこまでも優しく彼の常識外れな言動を否定せず受け入れる。その様は最早ファンタジーの域だが、彼の純粋でひたむきな姿勢を見ている内に…

0 11

『12モンキーズ』
人類がほぼ死滅した未来を変える為、過去に送られた男の苦闘。
天才テリー・ギリアム監督による時空SFはソリッドかつ情感と驚きに満ちた世界。好演ブルース・ウィリスとブラット・ピット史上特筆の芝居。珠玉シーンの連続。切なく愛おしく繰り返し浸りたくなる。

19 87


『綿の国星』1984年
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リチャード・クレイダーマン音源をメインテーマとした、虫プロ製作劇場用長編アニメ。人間になれる日を夢見るネコの物語、という今や様式美的プロットは、当時からすでに全世代に向ける物語としてのアプローチ。

22 33

キャノンボール

バート・レイノルズ追悼の意を込めて鑑賞。

内容は1番速くアメリカ大陸を横断したら優勝。ただそれだけ!

しかし007やジャッキー・チェン、世界各国豪華キャスト入り乱れてのお祭り映画だ!様々な映画のオマージュあり、超おふざけっぷりがたまらん!笑

14 35

『インターステラー』
砂嵐が多い滅亡直前の近未来の地球で、農夫で元エンジニアの主人公が宇宙へ旅立つ。父と娘の確執、人間の愚かさと孤独感、人類の未来に立ち向かう等、人が生きている意味に迫る。前知識無く観ていた私は度肝を抜かれるスケールのデカい結末に涙止まず。

3 49

『バットマン リターンズ』
不滅の輝き。悪だくみに生きるペンギンとキャットウーマン。こんなにも愛おしい悪役がいるだろうか、ぃやいない。貧しく孤独な健気に目頭が火を噴く。正義と悪が混然とするティム・バートン監督のマイノリティ愛。キャストの怪演。卓抜の造形美。最高。

19 72

「今夜ロマンス劇場で」
年がら年中映画ばっかり観てると時にスクリーンの中から出てくることもあるんじゃないか! とは思わないとしても(笑)、この映画のシチュエーションには、あの映画やこの映画を思い出し嬉しくなるんやなかろうか?綾瀬はるかありきの映画と思います^_^#1日1本オススメ映画

0 37

『インターステラー』
緩やかに終末へと至る人類を救う旅、その果てに。緻密な科学考証を下地とした舞台で紡ぐ、希望と絶望、そして絆の物語。あの名作を想起させる壮大な世界観ながら、埋め込まれた主題は身近で普遍的でもある。四角い人工知能君も実に有能可愛くてたまらん。

5 55

『ミンボーの女』
民事介入暴力がテーマの変則やくざ映画ではあるけれど、弱者たちの痛快な逆転劇…例えば『がんばれベアーズ』と並び称しても差し支えない成長譚になっています。弱虫なホテルマンたちが一歩ずつ踏み出し、毅然とした態度を獲得していく様は爽快かつ感動的です。

8 59

『リメンバー・ミー』
死者の国に迷い込んだ少年。初めましてで懐かしいガイコツ達との大冒険。
ピクサー初のミュージカルは圧巻のギター音楽!吹替版も素敵な歌声。超美麗な死後の世界で見つける家族の真実。死者を愛し敬う気持ちに気づけば涙。胸がポカポカに。きっと忘れない。

3 64

『ミッドナイト・エクスプレス』
旅先で麻薬所持罪に問われ投獄されたアメリカ人。そこは地獄だった。
実話をオリバー・ストーンが脚色。アラン・パーカー監督の映像美は健在。過剰な描写は原作者から抗議も。トルコは怖いと刷り込まれるトラウマ映画ゆえに様々考えさせられる。

14 57

『マルサの女』
所得隠しを許さない国税局査察部通称マルサの活躍。脱税摘発の手法を惜しみなく披露。金を描いて欲を斬る飛び切りのサスペンス。

ミステリー100冊読破して挑んだ伊丹十三監督の最高作。妻・宮本信子は一躍人気女優に。山崎努ほか芸達者キャストにテーマ曲も不滅。

18 92

SF/ボディ・スナッチャー

B級映画でも律儀に出演する男ドナルド・サザーランド主演の、やはりB級映画。

最近どうも街の様子がおかしい。どうやら街の住人は次々と怪物に変貌してしまっているようだ…

特撮やCGを多用せず役者の演技でサスペンス調に仕上げた構成は斬新だ。

10 26

『スパイダーマン』(2002)
クモ人間化した高校生がNYを飛び回り悪を倒す。宙を舞う浮遊感に胸躍り恋にときめき。人の弱さ脆さに泣くRIP.スタン・リーの世界を現出。
サム・ライミ版はP.パーカーにトビー・マグワイアと絶妙配役で最高なスパイディに!W.デフォーの焦燥も印象深い。

4 40

マッド・マックス 怒りのデス・ロード

ヴェノムが公開される中、オレのトム・ハーディ魂が燃え上がる

Mギブソンは超えられないだろうと思っていたが度肝を抜く暴力的な世界観とアクションに惚れずにはいられない!

たが1番驚くのは他でも無いセロン姉貴のボウズ頭だ!

7 42

『エターナル・サンシャイン』
うまくいかない恋をやり直したい。記憶を操り時間を弄りドタバタ騒ぎ。何気ない一言ですれ違い絡み合い転がっていく面白さの衝撃。
ジム・キャリーもケイト・ウィンスレットも可愛すぎ!C.カウフマンはオスカー脚本賞を獲得。美術センスにも垂涎。

12 64