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『インド・オブ・ザ・デッド』
インドはゴア州の沿岸に浮かぶ島、その美しいビーチの眺望と共にお届けするデッドリーレイヴ。ロシアン・マフィアをスパイスに添えて、迫り来るグローバリゼーションなど、アレコレ風刺しつつ突っ走る従来とは違うゴキゲンさのボリウッドムービー。
#1日1本オススメ映画
ラース・フォン・トリアー『ニンフォマニアックVol.1&2』自らを色情狂だと言う女と初老のインテリ男との対話。女が見た性と愛、自らの半生。愛に取り憑かれた社会に背を向け、欲望のまま主体的に動く女。過激な性描写、斬新な映像表現と音楽。女性のセクシャリティの本質に迫る #1日1本オススメ映画
『空飛ぶゆうれい船』
永遠に子供じゃいられないし、いずれは世の中に蔓延る嘘や欺瞞とも向き合わなければならない時がやって来ます。そしてそれは『東映まんがまつり』を観ている最中なのかも知れません。石ノ森先生の骨太なストーリーと見事な作画が融合した日本アニメの古典。 #1日1本オススメ映画
『マシニスト』
不眠症の機械工が起きながら見る悪夢。全編スペインロケで撮られた非現実的な日常。バーナード・ハーマンを思わせる不協和音。作品ごとに体重の増減が激しいクリスチャン・ベイルのショッキングな熱演と共に、緻密に張られた伏線と鮮やかな回収には唸らされる。
#1日1本オススメ映画
「モード家の一夜」
エリック・ロメール!哲学、宗教、恋愛感、、ハタミからはかなりめんどくさい会話の数々💦でもなぜか惹きつけられる。会話というより男と女の駆け引き?これがこの監督の真骨頂なのかな?とにかくお洒落です。雪の街が美しい。撮影はアルメンドロス!#1日1本オススメ映画
映画「CURE(日1997)」
監督 黒沢清
出演 役所広司、萩原聖人ほか
邦画ではダントツに好き。萩原聖人演じる間宮邦彦の「ねえ、ここどこ? ねえ、おれ誰? ねえ、アンタ本当は何がしたいの?」はとにかく凄い。視聴後は陰鬱な気分で内省すること請け合い。要注意作品。
#1日1本オススメ映画
周防正行『シコふんじゃった。』 廃部寸前の相撲部に卒業単位と引き換えに入ることになった大学生。ダメチームが勝利を勝ち取るまでをコミカルに描く異色の脱力系相撲映画。個性的なキャラクターが揃い、笑わせてくれる。この作品がキネマ旬報1位というのも笑える。 #1日1本オススメ映画
ティム・ロビンス『デッドマン・ウォーキング』 凶悪な死刑囚と彼に寄り添い、救うべく動くシスター。加害者の人権と被害者の深い苦しみと悲しみを描き、死刑制度の是非を問う。愛を知らなかった男が最後に愛を知る。無私の愛が男の心を開かせる感動作。二人の演技が素晴らしい #1日1本オススメ映画
『死霊のはらわた2』
蘇るEVIL DEAD。リメイクの様なものだが、導入部を簡潔に、より怪異との対決に重きを置いた結果、得体の知れないスピリット溢れる怪作にビルドアップ。死霊はおろか、アッシュさんまで元気いっぱいに叫ぶし笑うしの大騒ぎ。これが10倍予算の力だ。加減しろ。
#1日1本オススメ映画
「エイリアン コヴェナント」羊飼いからイスラエルの王になったダビデ。ミケランジェロによるあの像。あの美しかったアンドロイドのデヴィッド。創造主になりたかったんかよー。デヴィッドのドローイングも美しい。マーラーの「ヴァルハラ城への神々の入城」か。 #1日1本オススメ映画
“紅の豚”
戦友を亡くした悲しみと罪の意識を抱えてポルコは空を飛ぶ。空を縦横無尽に飛び回る飛行機は永遠の純粋な夢。美しいアドリア海を舞台に描かれる1人の男と女性達の愛情、そして男が再び生まれ変わっていく物語は観るごとに胸に一層響く。「時には昔の話をしようよ...」#1日1本オススメ映画
『イコライザー』
ホームセンターのイケオジ(シャツがIN)店員がDIY精神豊かに、底はかとなく意地悪に、几帳面に悪を葬り去る。物事の解決に鈍器を持ち出す映画には名作が多いね。“ナーメテーター”映画に欠かせない「ヒゲの人」フレッチャー先生も当然出ています。
#1日1本オススメ映画
『ファントム・スレッド』
コクトー版『美女と野獣』、ピグマリオン、ヒッチコック、男と女…。それぞれが複雑に絡み合い一本の優雅な糸を紡ぎ出す。それは幽霊の様にどこか捉えどころがなくミステリアス。“良薬は口に苦し”の言葉通り、ビターな味わいの「恐婦映画」。
#1日1本オススメ映画
ジェフ・ニコルズ『ラビング 愛という名前のふたり』 白人と黒人との結婚が違法だったバージニア州。幼なじみの白人男性と黒人女性は結婚するが逮捕され、州外退去…。妻の司法長官あての手紙で事態は動き出す。実話に基き、淡々と綴られる理不尽。つつましい夫婦の愛を描く #1日1本オススメ映画
印象的なセリフがある映画4本です。『ムーンライト』『her/世界でひとつの彼女』『アメリカン・ドリーマー 理想の代償』『パリ、夜は眠らない。』#1日1本オススメ映画
「シャレード」
お洒落なラブコメでミステリー風味。話も二転三転して面白い、王道の娯楽映画。何と言ってもオードリー・ヘップバーン!ジバンシィの衣装もキュートに着こなし映画自体がファッションショーのよう。男優陣も何気に豪華。ヘンリー・マンシーニの名曲と共にどうぞ!#1日1本オススメ映画
『ダイ・ハード』
ぼやきの数だけ強くなれる刑事が挑む、名作巨大密室活劇。数的不利を単独戦闘力で覆すのではなく、洞察力と機転、不屈の心身で頑張って苦難を突破していく様を見ていると、何だか応援したくなる。日系企業が皮肉だけでなく伏線としても機能しているのも面白い。
#1日1本オススメ映画
マット・ロス『はじまりへの旅』 #1日1本オススメ映画 文明を捨て深い森で暮らす父と6人の子供達。哲学者チョムスキーを信奉する父のスパルタ英才教育。サバイバル能力と教養を身につけた子供達は心の病で自殺した母の葬儀のため森を出るが…。笑って、ホロリ、考えさせられる感動的な家族の物語。