「今夜ロマンス劇場で」
年がら年中映画ばっかり観てると時にスクリーンの中から出てくることもあるんじゃないか! とは思わないとしても(笑)、この映画のシチュエーションには、あの映画やこの映画を思い出し嬉しくなるんやなかろうか?綾瀬はるかありきの映画と思います^_^#1日1本オススメ映画

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『インターステラー』
緩やかに終末へと至る人類を救う旅、その果てに。緻密な科学考証を下地とした舞台で紡ぐ、希望と絶望、そして絆の物語。あの名作を想起させる壮大な世界観ながら、埋め込まれた主題は身近で普遍的でもある。四角い人工知能君も実に有能可愛くてたまらん。

5 55

『ミンボーの女』
民事介入暴力がテーマの変則やくざ映画ではあるけれど、弱者たちの痛快な逆転劇…例えば『がんばれベアーズ』と並び称しても差し支えない成長譚になっています。弱虫なホテルマンたちが一歩ずつ踏み出し、毅然とした態度を獲得していく様は爽快かつ感動的です。

8 59

『リメンバー・ミー』
死者の国に迷い込んだ少年。初めましてで懐かしいガイコツ達との大冒険。
ピクサー初のミュージカルは圧巻のギター音楽!吹替版も素敵な歌声。超美麗な死後の世界で見つける家族の真実。死者を愛し敬う気持ちに気づけば涙。胸がポカポカに。きっと忘れない。

3 64

『ミッドナイト・エクスプレス』
旅先で麻薬所持罪に問われ投獄されたアメリカ人。そこは地獄だった。
実話をオリバー・ストーンが脚色。アラン・パーカー監督の映像美は健在。過剰な描写は原作者から抗議も。トルコは怖いと刷り込まれるトラウマ映画ゆえに様々考えさせられる。

14 57

『マルサの女』
所得隠しを許さない国税局査察部通称マルサの活躍。脱税摘発の手法を惜しみなく披露。金を描いて欲を斬る飛び切りのサスペンス。

ミステリー100冊読破して挑んだ伊丹十三監督の最高作。妻・宮本信子は一躍人気女優に。山崎努ほか芸達者キャストにテーマ曲も不滅。

18 92

SF/ボディ・スナッチャー

B級映画でも律儀に出演する男ドナルド・サザーランド主演の、やはりB級映画。

最近どうも街の様子がおかしい。どうやら街の住人は次々と怪物に変貌してしまっているようだ…

特撮やCGを多用せず役者の演技でサスペンス調に仕上げた構成は斬新だ。

10 26

『スパイダーマン』(2002)
クモ人間化した高校生がNYを飛び回り悪を倒す。宙を舞う浮遊感に胸躍り恋にときめき。人の弱さ脆さに泣くRIP.スタン・リーの世界を現出。
サム・ライミ版はP.パーカーにトビー・マグワイアと絶妙配役で最高なスパイディに!W.デフォーの焦燥も印象深い。

4 40

マッド・マックス 怒りのデス・ロード

ヴェノムが公開される中、オレのトム・ハーディ魂が燃え上がる

Mギブソンは超えられないだろうと思っていたが度肝を抜く暴力的な世界観とアクションに惚れずにはいられない!

たが1番驚くのは他でも無いセロン姉貴のボウズ頭だ!

7 42

『エターナル・サンシャイン』
うまくいかない恋をやり直したい。記憶を操り時間を弄りドタバタ騒ぎ。何気ない一言ですれ違い絡み合い転がっていく面白さの衝撃。
ジム・キャリーもケイト・ウィンスレットも可愛すぎ!C.カウフマンはオスカー脚本賞を獲得。美術センスにも垂涎。

12 64

『フライトナイト』

隣人がヴァンパイアだと気づいた高校生。怪奇TVタレントに助けを求めるのだが、これがホラー映画史に残る名キャラ!中年の哀愁、土壇場での覚悟に感涙。
演じるロディ・マクドウォールは『猿の惑星』のコーネリアス役も。85年当時の特殊効果もグロ楽しい。

33 106

『グリーン・ランタン』
奥行きある世界観、潤沢なCGIで表現された強大な脅威、立ち向かうは宇宙的な力を得た等身大ヒーロー。しかしてその最大の敵は商業成績。世は非情である。話に聞くほどではないが確かにパンチに欠ける。即席何でも創造アクションは面白いので実に惜しい。

8 26

『バタフライ・エフェクト』
瞬きできない114分間。初恋の人を救うため時を超え翻弄される青年。秀逸SF。
小顔男子アシュトン・カッチャーの焦燥感。エイミー・スマートは女優冥利に尽きる役。全てのシーンに意味がある。アイデア踏襲は増えたが今なお新鮮。繰り返し浸りたい。

11 83


紅き大魚の伝説

中国制作、Netflixオリジナル
ジブリ好きな方にはストライクな、とても幻想的で美しい世界観に浸る作品
東洋幻想のユニークなキャラクターデザインや文化、イルカの可愛さ、木々や花や水の流れるようなアニメーションが本当に素敵
赤と青の使い方がとても綺麗

24 45



【その土曜日、7時58分】(’07)

西部劇じゃない方の胸糞系骨太良作。金に困った兄弟が、よりによってそこだけは行かんだろ…という所を襲う。お得意の気弱なダメ男をイーサン、倫理観がずっぽり抜け落ちたクソ野郎をP・S・ホフマンが好演。超可愛いマリサ・トメイも出てるよ。

3 20

『スウィートホーム』
伊丹十三が駆け出しの黒沢清に撮らせた「家もの」ホラー。特段の非凡さは感じないものの、押さえるべきところをしっかり押さえた手堅い作り。フラグを回収しながらラスボスに向かっていくという作劇は、ファミコンブームとも決して無関係ではないでしょう。

6 69

10/13から立川シネマシティで特別上映あるので。


「劇場版 響け!ユーフォニアム~届けたいメロディ~」

劇場版2作目。TV第2期を大胆に組み替えて一本の見事な映画に仕上げてます。吹奏楽曲も贅沢に使用されていて(フル演奏シーンが4曲分も!)音楽映画としても完成度の高い傑作!

7 44

『ミスト』
日常が未知の攻撃に晒されるパニック。突然、町を覆った深い霧。視界が閉ざされる中、何物かに襲われスーパーから帰れなくなった人々の混乱とドラマ。ある意味【閲覧注意】作品。
原作のS.キングが絶賛した終幕はダラボン監督のアイデア。観る者の胸に跡を残す余韻。

23 95

ミケランジェロ・アントニオーニ『太陽はひとりぼっち』何をしても満たされない心。倦怠感に苛まれた虚無的女性モニカヴィッティ、軽薄で単純な株屋アランドロンとの愛の不毛。巧みな事物の配置による芸術的映像。株に狂奔する人々と対比し人間の抱く根源的不安、実存を描く傑作 

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『ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ』
1998年のキューバ。かつて音楽の場を奪われた人々が老齢になって花開く。目指すはNY。伝説の軌跡を追ったヴィム・ベンダース監督のドキュメンタリー。
革命を生き抜いた彼らが夢の回収に腰を上げ奏でる姿のカッコよさ。きっと胸が弾むはず。

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