やっと宝具Lv5になったうちのカルデアの紅閻魔

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「……いいの?」
「いいさ。なんだ、アレだ。グー出してみな」
「? ……あ」
「あんたは一番のダチだ。だからこそ、オレもオレの相棒をあんたに託せる。胸張りな、ダチ公」
「ありがとう。キンさん……わたしも、わたしの色に輝くよ」
「その意気だぜ、ゴールデン大将」

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「そうだよ、ふたりとも。──人理継続保障機関、ノウム・カルデア。旗艦兼移動仮設本部、ストーム・ボーダー。古く力ある星からのお客さま、本艦を代表してご挨拶を贈ります……ようこそ、わたしたちの家へ」

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「あらかじめ言っておくけど、『なんでリーザじゃないのー』とか言って暴れないでよ?」
「暴れないよ!? リムさんも一騎くんから離れよう?」

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「待ってリーザ待って。今、なんて、言ったの」
「え? 拾った、って言ったの。ほら、今朝方ハロウィンの準備にこっちにきた時に──」

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(こうして、新しい敵……伯爵の繰り出すエレメンツとの最初の戦いは終わった。残り三人……絶対に負けられない、逃げちゃいけない。これはわたしたちの名誉を示す戦いだし……それになにより。伯爵に操られていたのは──南米で姿を消した、ゆーさんの亡骸だったんだから)

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「アル、バゼ姉、お願い! わたしのありったけを預けるから──今度こそあのひとに安らぎを!」
「もちろんです。第一のエレメントよ──」
「──たとえあなたが神であろうとも! 私たちが、砕いてみせるッ!」

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(ブラーヴァ、ブラーヴァ、ブラーヴァ。讃える声は光に溶けて。どう言うわけかいつも通りのリリスちゃんがそこにいた。三人分の視線でなぜを問うと、彼女はいつも通り、シニカルな笑顔を返して口を開いた)

「──ただの、気まぐれよ」

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ひさびさにうちのカルデアのメフィストを推すマスターとメフィストのぐだメ日常まんがを描きました

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(たまたまのなちゃんとすれ違ったので、無理を言ってトネリコさんとアルたちのトリプルドッグを試させてもらった。はきはききびきびと飛び回るトネリコさん。──自分の目で見てもなお、この人と彼女がイコールで結びつかない。アルやマシュたちから聞いていても、なお)

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「もしもわたしが帰って来られなかったら。その家にリリとお母さんを住ませてほしい」
「却下します。……そんな寂しい使い方は無しです。これは貴女のための家。貴女が憩うための場所。だからそんな弱音は二度となしです。私は、貴女の故郷(予定)なんですから、ね」

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「……すごい、ね」
「当然です。貴女の本籍地なのですから。なのでいつでもどーんと私に移住してほしいのです」
「ありがとう、テノちゃん。──でもね」

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「ご覧ください。21世紀日本における一般的住宅を模したデザイン、日本特有の風水害と地震はもちろん、猛暑降雪落雷火災、押し売り空き巣変質者、害虫害獣侵略者にABC兵器! ありとあらゆる天災人災に対応し、賢い可愛い精霊までついてくる究極無敵のマイホーム!」

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「……今猛烈にフォーリナーを呼びたい気分なんだけど、続けて?」
「その程度の塩対応は織り込み済みです。貴女の本籍地ですから。そう、本籍地である私は綿密なリサーチに基づき、我が神官に対し、夢の移住プランを提案します」
「いじゅう、プラン?」

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「さて、我が神官」
「うん」
「私は着任以来、謎の家政婦として貴女をつぶさに観察してきました。身長体重スリーサイズ、毎晩の寝顔やリリちゃんに向ける笑顔、エリザとの営みの回数に至るまで、ね」
「個人情報って言葉の意味を考えよう?」
「小粋なアステカジョークです」

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「みっちゃんがイキイキしてる……」
「サークル名の意味がわかったわ、アタシ」
「エリザママを見てるしゅりょーみたいなのだわ」
「え、わたしこんなに緩んでる?」
「今度鏡見なさい。ミッチと競る顔してるから」

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「はい目標撃退! ナイスクッキングわたし!」
「そしてセイントグラフも回収、っと。ずいぶん親切な厄災ね、わざわざセイントグラフを届けてくれるなんて」
「オベロンだからね。あいつがわたしたちに何かしようとすると、回りくどくなっちゃうんじゃない?」

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「祭神ヤメルンノス。同担を拒む貴方の気持ちは理解します。ですが。同じ推しを愛する者同士が競い合い、高めあうこともまた事実! 故に私は……神であろうと貴方を狩る! 『斬り抉る戦神の剣』──!」

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「──そして、ふたぁつ!」
「目標撃退! バゲさんはみんなをまとめて消火活動と被災者の救助を! ナースチャ、ここに残って手伝ってあげて。あとは最後のひとつ……ヤメルンノスを撃退する!」

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「──まずはひとつ!」
「目標撃退を確認。わたしとアルたちはこのまま市街地に。鈴鹿ちゃんたちは海の遭難者さんを救助、お願い!」

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