ひとまず、年が明けて初めて顔を合わせたので「あけましておめでとう」と挨拶する春斗だが、どうにも雪華の様子がおかしい…。年明け前には大分普通の会話ができるまでになっていたはずだが、なんというか今はその関係値がリセットされてしまってよそよそしく感じる春斗。何かしてしまったのかと焦る

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「春斗の家の前」に彼の幼馴染であり、高嶺の華である雪華が立っているのである。最初は何かの勘違いかと思ったが、5分ほど見ていてもその場所から動かないのでどうやら間違いはない。どうしてこんな寒い中、あんな場所に立っているのだろうか?

不思議に思い、春斗は意を決して彼女に声をかけた…。

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高嶺雪華の誕生日から数日後(冬休み明け)……

学校からの帰り、春斗は少し奇妙なモノを目撃する

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そして、そんな雪華の姿を見て今日一番、美桜の心からの叫びがこだました。

「もうなんでこんなに拗れてるのぉおおお!!絶対認めない!!美桜はこのルート(ペット化)認めない!!純愛しか勝たん!!」

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しかし、ペットになっても彼の子供産めるのでは?むしろそういう事(S●X)をする可能性が高くなるわけなので、ワンチャンありなのでは?とか思い始めてしまう雪華。そんな想像をして身を震わせる……相変わらず愛が重い(; ・`д・´)

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もちろん、雪華はあっさり否定した。なぜなら、彼女にとって幼馴染の男の子の存在は自分の人生のほとんどを占めるほど価値のあるもので、故に、他の男子と付き合うことなどそもそも考えたこともなかったからだ。しかし、そんな雪華に美桜は心当たりがないかを何度も聞いてくる……記憶を辿る雪華そして

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要約すると美桜は「雪華に彼氏(イケメン)ができたと兄(春斗)から聞いたので、将来は春斗と結婚して自分の本当の姉になってくれるという約束はなかったことになったのか?」と不安になった…という事らしい。

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とりあえず、詳しい事情を聴き出すために美桜を落ち着かせることにする雪華。まるで子供をあやすようにその豊かな胸で抱きしめながら頭を撫でていると美桜は次第に落ち着いてきたようで、そうするとゆっくりとだが雪華に事情を説明し始めた。

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玄関のカギを開け、扉を開く。
すると何故か美桜がすごい勢いで扉から雪華に向かって突進してきた。慌てて受け止める雪華。

何事かと思って雪華が彼女の顔みると、美桜の目には大粒の涙が溜まっていた。

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年が明けた一月五日、この日は「雪華の誕生日」である。年末年始は母親の田舎に帰っていた雪華だが、昨日自宅に帰ってきていた。玄関のチャイムが鳴る。

おそらく、自分が本当の妹のように可愛がっている(そして、将来的には本当の妹になる)美桜が来たのだと思い迎えに向かう。

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【お品書き】
10/6 Arts in Sanity03 F-34 奇械帝都

【新刊】
「雪華と明星 序」 シラユキとチェン/A5 18p/¥300
「蜜月カプリチオ」 巫フレ/A5 36p/¥700

【既刊】
「盤上遊戯 黒」重岳過去妄想本/A5 44p/¥700
「龍の夫婦1~4」龍門夫婦いちゃいちゃ本/A5/¥700

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【新刊サンプル】
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「雪華と明星 序」 シラユキとチェン/A5 18p/¥300
シラユキとチェンの関係について考えた幻覚本の準備号。
冒頭のみの収録となります。

完成版を来年5月ネクオペで発行予定のため、今回は通販なしです。

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【10月のスマホカレンダーです】

ご自身のスマホに設定する分でしたらご自由にどうぞ~!です
📷10月は雪華📷です!

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雪華綺晶 (´ー`)

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「それじゃあ、来年もよろしくね、春斗君」
それだけ口にすると雪華はいまだ呆けている春斗を残してまた走り出していった。

残された春斗の耳にはいま聞いた「言葉=アルファベット」がひたすら反芻されていた。

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それまでの緊張と「胸が更に大きくなったの」という発言のインパクトにやられ、春斗の思考は一瞬どこかに飛んでいった。そして、その一瞬の思考の空白の間に「いま思ってることがそのまま」口をついて出ることになった。
すなわち、「現在の雪華の大きさ=バストサイズはいくつなのか?」という疑問

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冬の冷たい空気の中、匂いたつ極上の雌フェロモン。大量の汗によって透けてしまっている肌色とブラジャーのシルエット。それだけでもごくりと唾を飲み込むほどなのだが、その時、雪華が発した一言がとどめであった。

「ただでさえまた胸大きくなったのに、これ以上体重増えたら重くなっちゃうから…」

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ここまで走っていた為に蒸れたのだろう……
雪華が無造作にジャージのジッパーを下すと、汗で肌に張り付いた胸元が露わになった。

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そのままどうしてここにいたのかを説明する春斗、一方の雪華は「最近、試験勉強が忙しくて運動不足で太った」らしくその為に朝のジョギングしていたとの事。春斗は「太ってる」というよりはむしろ「素晴らしいスタイル」だとは思ったが、まぁ、雪華は理想が高いのだろうと何となく思っていると…

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彼女はご存じ高嶺雪華、春斗の幼馴染であり、いまとなっては気軽に触れることもできない高嶺の花……彼にとっての「女神様」である。

肩で息をしながら春斗に親し気に朝の挨拶をかわしてくれる彼女とは対照的に、「女神様」を前にした春斗の緊張は一気に高まった。

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