グレイナイト戦団
第666番目の戦団にして歪みの悪魔と戦い続ける鈍色の騎士、グレイナイト。
謎に満ちた特務機関である彼等を知る者は帝国において極わずかであり、仮にもその存在を知ってしまったのなら刑罰に処され、異端審問庁のエージェントによる強制記憶抹消が執行される。

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ただし、以下に挙げる三つの兵団の末裔とそこから枝分かれした後継戦団はそれとは別にルールの本が発売されています。
特殊な兵科が多く存在しており、基本的なスペースマリーンとは一味違うゲーム性能と設定を有しています。

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以上の経緯により、スペースマリーンは約千人の独立集団として銀河の隅々にまで存在している。
その実態は帝国の中枢ですら把握しておらず、存在を秘匿された特殊な戦団も存在しているという。
ようは、オリジナルの戦団でどんな設定でも受け入れる土壌があるということ。

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戦後、ウルトラマリーン兵団の総主長ロブート・グィリマンは戦いの聖典、コデックスアスタルテスを著し、万を超える兵員を抱える各兵団を定数千人の戦団、チャプターへと分割すると定めた。
スペースマリーン兵団という強大な力を一人の者が手中に収められなくする、内戦からの反省であった。

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事件が起こった。
胎児の状態の総主長達が入った保育カプセルが悪しき力の神々に発見され、超常的な力により銀河中に散逸してしまったのだ。
星々は歪みの嵐の影響で未だ孤立状態にあり、幼子である総主長達は降り立った惑星の文明の影響を大きく受けて育つ事となるが、これはまた後の話。

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人類を襲った災禍は六千年続いた。
文明は退化を続け本質的な変化をきたし、科学を恐れ迷信を心の拠り所とするようになる。
それは人類の発祥地であり中心地である地球、テラに於いても同様であった。
各大陸は技術蛮族(テクノバーバリアン)に支配され、さながら世紀末の様相を呈していた。

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人類衰退の原因については諸説存在するが、明らかなのはM22末期にかけて人類の中に異能者(サイカー)が現れたという史上初めての記録があるということだ。
別の記録によると、機械が反乱を起こし人間との大規模な戦争が勃発したともあるが、それが事実なのか寓意的なものなのか定かではない。

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遥かな遠未来、人類は高速を超えて空間を移動できる歪み航法(ワープ)を開発した。
人類は太陽系を飛び越え地球から遥か彼方、数多くの惑星へと植民し生存領域を拡大し続けた。
しかし、その目覚しい勢いの黄金時代は呆気なく終わりを迎えることになる。

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ワイヴァーン制圧戦車
四連装ストームシャードモーターを搭載。非常に好戦的な機械聖霊が宿っており、砲手指示を覆して脆弱な目標や密集する目標を自動射撃する事も少なくない。
弾雨が敵を無害な肉塊に変える光景は兵の士気を高める事で有名。その間も機械聖霊は次の目標を索敵している。

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メク(技術屋)
我々人間が産まれながらに呼吸や心臓の動かし方を知っているのと同じ様に、産まれながらにしてエンジニアの素養と技術を備えたオルクがメクである。
彼等の作る物が注文書や設計図通りである事は稀であるが、納品されるブツがマジでイカす事には変わりがないのだ。

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グリムナーの両刃の斧は、マグヌスの胸に鋭く衝突をした。
真紅の巨人は呪文の詠唱を遮られ、彼の胸当てが深くへこむ。
そのとき、雷鳴が轟いた。
そしてサイカー達は皆、声を聞いた。
真鍮の玉座に鎮座する、血の神が嘲笑する声を。

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エギルの死は大きな悲劇であったが、同時にそれは機であった。
生まれた刹那、それこそがローガン・グリムナーの欲したものである。
二頭の狼によって引かれる愛機から飛び、偉大なる老狼はマグヌスに向けて一騎討ちの宣言を咆哮した。

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至高騎士団長カルドール・ドライゴ
秘密の帳に包まれし悪魔を滅する枢密軍グレイナイト戦団の長であり、数奇な運命に囚われた英雄。
彼の物語は騎士の位階を授かったばかりの頃、790.M41に起こったディーモンによる惑星アクラーレムへの侵攻から始まる。

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アクイラのサイン(The Sign of the Aquila)
帝国の敬礼の一種。
胸の上で親指を交差し、手を重ね甲を相手側に向ける。
その形は帝国の象徴であるアクイラ(双頭鷲)を模しており、帝国への敬意を示す。

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