「初めて見た時まさかとは思ってたが…提供元がテメェだったとはなぁ‼️」
「ではあの角付のEXMは、マクシオンの技術を元に開発した物だった…?」

オルフェスの言葉に司令部はざわつく

「解せんな…なら何故提供したEXMを態々こんな真似をしてまで取りに来た?これは明らかに連中への裏切りだぞ?」

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隠す様子も見せないまま答えるオルフェスだった

『地球という文明は我々マクシオンとしても実に面白い世界でしたのでねぇ、【彼等】に私の身体を貸し出す事を引き換えに様々な情報を提供して貰うという契約を結んだのですよ』

金色のEXMを元に様々な研究が行われ各地の戦場で見たあの角付が生まれた

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「…このような形でスパイ騒動の原因に遭遇するとは思いませんでしたね…」
「待って下さい…では、アルゴス同盟にEXMに関する技術を提供したマクシオンの『協力者』というのは…まさか…?」

これまでの話を聞いていたミリアが一つの謎に焦点を当てる

『はい、それも私で御座いますよ?』

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「な、なんだあれは…⁉️」

モニター越しに異常な光景が映り驚愕するグレイソン

「…ジェーンさん、あのEXMは?」

マクシオンに縁の深いトビアスがジェーンに確認をとる

「あれは【教皇騎士団機】、教皇に支える親衛隊連中が駆る録でもないガラクタだ…」

ジェーンが金色のEXMについて語る

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声が聞こえる
情報提供者オルフェスの声が…

ーー折角の『素体』が台無しになってしまったではないですか

金色の角付EXMが動き出す

ーーむ、ちゃんと整備されていないな…間接が思うように動かん

金色のEXMがぎこちない動きでハンガーから出る

『まぁ良いでしょう、目的は果たせたのですから』

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『ラリー❗聞こえるか‼️』

ジェーンが乱暴に通信を繋ぐ

「ジェ、ジェーンさん⁉️」

ものすごい剣幕で語りかけてきたジェーンに驚くラリー

『いいか、今すぐその角頭のEXMを破壊しろ‼️』
「え、でもあのEXMに捕まってる人がいるって…」

ーーやれやれ、容赦ないですね…【狂人】様は…

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「嫌な予感が強くなってきたぜ…!」

オルフェスの話を聞きながらゲートの先にある
黄金のEXMを見て一層、警戒を強める。 https://t.co/CqJCI3JUyj

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『あ、開きました!』

ラリーの通信が司令部に伝わる

ゆっくりと開いていくゲートの扉、全てが開き終えたと同時に室内を照らす照明が灯る
その先にEXMを囲うハンガーに収納された金色の鎧を纏った角付のEXMが陣取る

「ありがとうございます皆さん、お陰で『私の体』を見つける事が出来ました」

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「コロニー監理局の局長もアルゴス同盟の関係者だった…」

オレフェスの情報にトビアスも戦慄する

「そして武装蜂起による大きな動乱の果て、レオン=エルドリッジがある計画を探っているという話も出ました」
「ある計画…?」

【ジェミニ計画】

「EXMに関する計画らしいですが詳細は不明です」

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アルゴス同盟の首魁であるジェイソン=コルキスをはじめとしたメンバー達は、今回の騒動の裏で暗躍して反旗を翻そうとしていた
彼等の協力者であった監理局局長が『彼等』に内緒でEXMを横流ししていた事が発覚し、局長を排除した時から兆候が出ていた
表では役割を演じ、裏では機会を伺うように…

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「そして計画の為には、地球連合、バイロン、そして我々マクシオンの者達による協力者を募り必要なモノを揃えた」

地球連合は監理局を通じ演習場の選出、バイロンからは亡命したクローン研究機関による兵力の提供だった
そしてマクシオンは、それらに伴うEXM等の技術を提供したということ…

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「デモンストレーション…だと…?」

グレイソンが聞き返す

「ええ、ある特定の状況を想定した新型のEXMを実戦によるデータの運用情報の収集、それがこの騒動の本質だったのですよ」

これまでの戦いの舞台となったコロニー…市街地戦、荒野戦、森林戦、実戦に相応しい『演習場』が選抜される

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"画像送信しました。…どう見ます?"

「――これは?まさか…」

EXMから艦へと送られてきた画像に眉を寄せた。
…確か、以前。クーデター鎮圧に参加した友人から、似たような話を――

「司令部、コロニー内からの画像を送ります。
…急いで確認いただけます?」

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設定4:各員のコードナンバー

自由度の高い何でも屋とはいえ、機密保持等の理由から、コードナンバーで呼び合う事もある。ほむらワークスの場合は、社名イニシャルである「HW」が付き、EXMユーザーとなった順番に番号が振られ、ホムラは00、小川が01となり、キャリアのオサムはACとなる。

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隠れながら進んでいくと
何かの研究室らしい場所を発見する
隣接するように、隣には調整中のEXMが立っていた

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有志達の戦闘映像を司令部で確認するグレイソン

「あれは…【サスペンダー】⁉️」

アルゴス同盟のEXMを確認した瞬間、グレイソンが目を見開く

「知ってるのですか、グレイソンさん?」

トビアスが問う

「バイロンの可変式EXMだ…地球にはまだ配備されてないハズのモノが何故奴等が…⁉️」

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「すみません、要人に関する情報なのですが…マクシオンのオルフェスは、要人の人物像等の情報は提供できないと言ってきました」

スパイの話もあったばかりのためあえて伏せている可能性を示す

「その代わり、要人とその人物のEXMが発する信号データを此方に提供してきました」

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「全く…しつこいわね…!大人しくしなさい!」

対艦刀に持ち替え、突撃してくるEXMに対抗する…!

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「いや、もろにEXM絡みだ」

言い切る

「調べたところ、このスペースコロニー【ハーデス】はアルゴス同盟の連中が駐留してるみたいでな」

コロニー周辺の敵EXMの画像が表示される

「要人に関してもそのコロニーの中にいる事は、此方でも把握している…つまり…」

実力行使で要人救出を行う必要有り

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レーアル「あれまぁEXMに乗ったまま捕まってんのね、それじゃ撃破しないよう注意しておきます。」

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