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フランスの医師Antonin Bossu (1809-98)の解剖学書。医学書だが、美術解剖学と共用可能に計画された教科書で、骨、靱帯、筋の第5図までが美術解剖学と共用、それ以降の内臓、血管、年齢差が医学用になっている。こうした体裁の書籍なら、骨と筋以外にも興味が湧いた芸術家もいただろう。
本日は日本美術解剖学会で骨格筋の発表をさせていただいた。私の発表後、東大の遠藤先生がサラッと「(発表スライドの)凄さは伝わったと思いますが、大変さは伝わらないでしょうね」と言われた。なるほど、現場を知らなければ大変さは共有できない。しかし、すごさは伝わる可能性がある。
Kindle版出てるじゃん!これは凄いゾ!
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この本気になってたんだけど、ちょうど店頭で見る機会があったので見たら650ページぐらいあって厚みも4cmぐらいある。重量級。
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西洋美術館の常設展で新収蔵のラファエル・コランの油彩画を観た。コランは東京藝大2代目美術解剖学教授、久米桂一郎のフランス留学中の師。のちにパリ国立高等美術学校で教鞭を執る。1枚目左:『楽』(1899)、右:『詩』(1899)。
中間層の筋は、皮下に観察できる範囲を示すと、美術解剖学を学ぶ人にとって理解しやすくなる。もっと踏み込んで、触知できる範囲を示せば、医療にも応用できるだろう。
『アーティストのための美術解剖学 デッサン・漫画・アニメーション・彫刻など、人体表現、生体観察をするすべての人に』 https://t.co/s0lZyCaCyX ←評判の良い人体美術指南書。解説も図版も充実! デッサン人形に頼りがちな人でも、ぜひ一度このレベルを体験しておきたい。
美術解剖学で記載されない胸腹部内臓は、確実に体幹の外形に影響を及ぼしている。これを美術向けにどう記述すればいいか以前から考えていたが、位置と形態、質感、働きなどを書けばいいのだ。少々のトリビアを交えて。