『パリの恋人』
オードリーの魅力満載の華やかなミュージカル。本屋の地味な店員がモデルにスカウトされパリへと飛ぶシンデレラ物語。共演はアステア、衣装はジバンシィ、フォト監修はアヴェドンとゴージャスの極み。オードリーは異国の地がよく似合う…永遠のエトランゼ。#1日1本オススメ映画

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「パプリカ」
今敏監督の描く夢の世界はカラフルで華やか、そしておぞましい。そんな狂気に満ちた夢の世界やそこを駆け抜けるパプリカに魅了される。ちなみに原作小説とはラストが違っているが、こちらの方がすっきりまとまっていて良い。

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パトリス・ルコント『橋の上の娘』
自殺しようとしていた女の子とナイフ投げの男が橋の上で出逢う話。自分の身体ごと相手に委ねて、放った凶器が突き刺さることすら厭わないというのはある意味ものすごく官能的。ヴァネッサ・パラディのその時の恍惚の表情が良い。

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『スリーピー・ホロウ』('99)
北米に伝承される"首無し騎士伝説"を題材にしたダークファンタジー。猟奇と幻想の物語に18世紀のゴシック美術の雰囲気が調和してT・バートンの世界観に酔いしれる(※グロあり)。科学捜査探偵のジョニデが堂に入ってて中々宜しい。

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イランの女性監督マルジャン・サトラピ、ヴァンサン・パルノー『チキンとプラム〜あるバイオリン弾き、最後の夢』ナセル・アリは愛用のバイオリンが壊れて死ぬことを決める。音楽家の8日間の想い出の旅。永遠に叶わなかったイラーヌとの悲恋が寓話的に描かれる。

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コレクター🍸(1965)
蝶標本を作ることが趣味な男が、女性を監禁してしまう話。蝶やお花や少女にしても、美しいものを閉じ込める...という話は狂気に満ちていてもどこか良い。とっても良い。まさかのローマの休日と同じ監督。#1日1本オススメ映画

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デンマークの女性監督スサンネ・ビア『アフターウェディング』-「君は私にとって昼であり夜であり、海であり空だ」今をときめくマッツ・ミケルセン出演の2006年アカデミー外国語映画賞ノミネート作品。娘の結婚式の後に明らかになってく家族の秘密を巡る物語。

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「スイミング・プール」R・サニエが美しい。奔放な彼女に翻弄されながらも次第に感化されていくS・ランプリングも素晴らしい。細やかな描写を重ねつつ、行間の奥にある物語を描き出すF・オゾンの手腕も見事。美しい南仏の風景と鮮やかなラストが心に残る珠玉のミステリー。#1日1本オススメ映画

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『ナインスゲート(1999)』ポランスキーが『ローズマリーの赤ちゃん』以来30年振りに悪魔崇拝に挑んだ愛書狂映画にして稀覯書オカルト。ジョニー・デップの古書探偵による世界に3冊の悪魔祈祷書探索行を阻むエマニュエル・セニエ始めとする魑魅魍魎が本作の魅力の一つ。#1日1本オススメ映画

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「世界一カッコいいハゲ」主演『西部決闘史』。悪党リーヴァンクリーフが極悪人からカネをふんだくる!時代考証なんのその、お馴染み謎の7銃身デリンジャーに加えパームピストルやナックルダスターリボルバーの隠し武器が大活躍(実は一番活躍するのは人間パチンコ)。

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ヴィンセント・ウォード『奇跡の輝き』(98)アカデミー最優秀視覚効果賞受賞作。小さい頃、絵画が動いて映像になっていることにとても驚き胸踊ったことを今でもはっきりと思い出せる。油絵で彩られた天国の世界でロビンウィリアムズが笑ってるだけでちょっと泣けてしまう。

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『ロード・トゥ・パーディション(2002)』冥府魔道の名に相応しいマフィアの殺し屋トム・ハンクス父子が辿る血塗られた道。情の深さが仇となって破滅を招くニューマン、クレイグ父子も捨て難いが、個人的にはジュード・ロウ扮する死体写真愛好家の殺し屋マグワイアが絶品。#1日1本オススメ映画

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「キャビン」
ホラー映画好きにとってはお祭のような映画。夏休みの山小屋に若い男女が集まり…という典型的なパターンから始まりストーリーは一転二転し、予想外の方向へ転がってゆく。ホラー好きの友達と見たら盛り上がりますぜい

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2016年は全然絵を描いてなかったみたい。時計じかけのオレンジはオススメ映画です

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ギャレス・エドワーズ監督「モンスターズ/地球外生命体」モンスター映画と思うと肩透かし喰らわされるよ。 モンスター棲息拡大によるメキシコの危険な隔離地帯を抜け国境を越えようとするアメリカ人男女のロードムービー。彼らが目にする幻想的な非日常の世界観がとても好き。#1日1本オススメ映画

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『傷だらけの挽歌』儚い恋で破滅へ向かう凶暴なサイコキラーと、誘拐された娘が彼に抱く感情と現実の非情さが苛烈に活写される…現行DVDと違う初公開時のラストは、原作「ミス・ブランディッシの蘭」初版本に倣った非情な結末だったが、ある意味、崇高な恋愛成就…

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黒水仙  ジャック・カーディフの呼吸が止まりそうな凄いテクニカラー撮影。ほとんどホラーがかっている山の上の尼僧院の抑圧と狂気。口紅の赤がこれだけモノを言った映画もない。

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おはようございます。今日は音の日♪『ダウン・トゥ・アース/地上に降りた女神』は音楽を司る女神のリタ・ヘイワースが身勝手な人間に怒り、天界から地上に舞い降りる。美しい彼女が歌って踊って恋をする~華やかなファンタジー・ミュージカル。『ザナドゥ』は非公式リメイク。#1日1本オススメ映画

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『プカドン交響楽』('53)
ディズニー短編映画「シリー・シンフォニー」シリーズの一篇。フクロウ博士の解り易く愉快な古今東西音楽史。往年のディズニー映画は音楽とギャグの関係が実に密接。世のお子様達には近年の長編よりもこれらの珠玉の短編群を見せてあげたい。

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『トロン』
ゲームではギャラクシアンの時代?の初本格CG映画。コンピュータ性能が数段上がった現在では、当時は斬新だった表現もアナログ感すら感じてしまうのだが、制限があったからこそのアイディアが楽しい。仮想世界に取り込まれる主人公にジェフ・ブリッジス。#1日1本オススメ映画 EOL

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