【オレカワンドロ】:お題「新3章」と「初夏」から。でも初夏というより梅雨になってしまいました。ユタちゃん!「早く雨あがらないかな~」(※諸事情により今回の参加は本垢からでしたので重複を防ぐためこちらはタグなしです)

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ユタとローレン 立ち絵練習も兼ねて

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せっかくなのでユタもらくがき 対峙しているイメージでした

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7さいになると、ユタはがっこうにはいりました。チャスカやおにいさまにちかったことをまもろうと、ユタは、おののけいこにも、べんきょうにも、いっしょけんめいです。

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「ほんの小さな力かもしれないけれど、そうすることが、ピウラもすくって、それからくるしんでいる人をたすけるほうほうなんだとおもいます」
それをきくとおにいさまは、ユタのかたに手をおいていいました。

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たくさんの人のこえにけされて、クワンチャイのこえはきこえませんが、その口は、ユタにこうよびかけていました。 『ずっと、わすれないでね』ユタは、クワンチャイに、大きくなんどもうなずきました。

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その日ユタもあたらしいふくをきせてもらってカパコチャをみおくるために、まちのひろばにいきました。ひろばにつくられた大きなぶたいの上に、やがてピウラとクワンチャイとオマのにいさんがすがたをあらわしました。

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けれどユタは、ピウラのために、ゆうきをふりしぼって、こえをかけました。 「おにいさま、おねがいがあります」おにいさまは、とてもこわいかおで、ユタをにらみつけました。

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「ピウラ、ぼくのわがままで、こまらせてしまって、ごめんね」ピウラは、にっこりわらって、いいました。 「もう、とっくに、おこってなんていないわ。  それよりきょうは、ユタにおわかれをいいにきたのよ」

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もしかしたら、このたたかいで、女のせんしは、しんでしまったのかもしれません。けれどユタは、この人がおかあさまだったら、いいとおもいました。

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おにいさまは、そういうと、石のベッドにすわりました。ユタも、そのとなりに、こしかけました。 「ユタ、おとうさまに、あわせてやることが、できなくなった」

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13、いそいで、きゅうでんにかえってきたユタは、ピウラをさがしましたが、どこにもすがたがみえません。あせって、きゅうでんのあちこちを、さがしまわりました。やっとのことで、きゅうでんのおくからあるいてくるピウラをみつけました。

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そのアクリャは、ユタにきづくと、おどろいたかおになって、いいました。 「あなたは、どうして、ピウラのふくをきているの?」

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どうやらその女の人がママコーナのようです。ユタは、がっかりしました。そのママコーナが、とてもきびしく、いじわるくみえたのです。

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けれど、そのときピウラは、だまってユタのはなしをきいていました。そして、とつぜん、ふくをぬぎだしたのです。そして、いいました。 「さっさと、あんたのふくをぬいで、かしなさい!」

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その人は王さまのおにいさまよりずっと年をとった、こわそうな人でした。 年とったおにいさまは、ユタをみてかけよってくると、かおをなでながらやさしいこえでいったのです。

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8、その日からまいにち、ユタがアクリャのやかたでであった女の子は、ぬけみちをとおって、きゅうでんにやってきました。 女の子は、ピウラというなまえです。

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7、ユタは、こえのしたほうをみました。 赤い花をさかせている木のえだに、女の子がすわって、ユタをにらみつけていました。
「ここは、アクリャのやかたよ。男の子でも、入ったらばつをうけるのよ」

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5、きゅうでんには、ユタとおなじくらいのとしのこどもたちが、たくさんいました。ユタは、おののけいこがおわると、一日じゅうともだちと、きゅうでんの中をはしりまわってあそびます。

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4、ユタがきゅうでんにやってきてしばらくしてから、ほんとうのおにいさまだという人が、ユタにあいにきました。おにいさまは、この国の王さまです。ユタとは、おかあさまのちがうきょうだいなのです。ユタにとって、はじめてあった、かぞくでした。

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