眠りについたわたしは再びあの監獄の中へと戻っていった
頬を撫でると傷も残っていなかった

「またここからなんですね」
「常に始まりの場所は此処だが、行く先は異なる。行くぞ。第二の裁きがおまえを待っている」 

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エルト「…………」
魈狩怒「あー、電気を点けたまま寝てたのか……」

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魈狩怒(……来てしまった)

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ロリンチ「……ホント、お疲れ様。まともに休まずに情報の精査してたでしょ」
名探偵「ふむ。何故そう推理したのかね」
ロリンチ「顔色がいい。つまりはヤクを吸ってない」
名探偵「当たってはいるのだが、少々心外だね?」 

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マシュ子「居ました、アキレウスさんです!」
魈狩怒「もう片方は……」
トモエ「パリス殿です!今年のクリスマスに召喚されているのをこの眼でみました!そしてあの頭の上のろこもことした生き物が」 

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パラ子「って一大事で御座るよそれ!片方が敵だったら大変で御座る!」
オリオン「ドンパチしてる音が聞こえるぞ!もう始まったんじゃねえのか!?」
エルト「と、とにかく急ぎましょう!全員ダーッシュ!」 

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トモエ「はい、あちらの方に。神性の反応が2つほど」
オリオン「それ本当に便利だよなその能力……後付けなのがもっとすげぇ」
スカディ「ふふ、これも北欧のルーン魔術がなせる技だ」
ロリンチ『確かに指令紋章(コマンドコード)はスカサハ=スカディ達の協力無しには作れなかったね』 

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魈狩怒「………………………………………………………」
マシュ子「あの、マンドリカルドさん?」
魈狩怒「無理っす!無理っす!ぜってー無理っす!クラスの人気者が陰キャと友達になるようなもんッスよ!?ありえぬぇーっす!」
マシュ子「いいえ、多分大丈夫だと思います!だって」 

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魈狩怒「みんなマスターのために動こうとしている。仲間、主従、先輩後輩……腐れ縁とか恋愛感情もか?そういう色んな関係で動いてて、俺場違いみたいだ……」
マシュ子「そうですか?」
魈狩怒「そーなんすよ。戦力として自信は無いし、あー言ってて悲しくなって来た……」 

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イアソン『おい、おまえら!そろそろ内輪で盛り上がる時間は終わりにしろ!マリーン達で楽していいのはオレだけでいい!』
マルタ様「はい、という事で解散!各自、いつも通りやるわよ!」 

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コルデー「ーーだけど、助けます。あんまり役に立たないかもしれませんが、そんな私でも助けになるのなら、私は助けたいです」
マルタ様「……いい顔してるから大丈夫。少なくとも炊事の助けにはなってるわ」 

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パラ子「しかしハデス・クリロノミアは……」
オリオン「ああ。既にハデスは破壊されていると聞いている。おそらくはこの世界における『冥府』に関わる何かもだ。だけどヘファイストスの鍛冶ユニットが別に存在していたんだ」 

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オリオン「……で、どうするんだよ。このままじゃ埒が開かないだろ」
魈狩怒「でも説教とかでどうにかなるんスかこれ……」
マルタ様「それは無理ね。少なくとも正論なんかじゃどうしようもない」
魈狩怒「だったら……」 

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燕青「というかアレだろ。会いに来る気概を取り戻すの待ってたんだろ。いじらしいねぇ」
メルト「う・る・さ・い・わ・よ!ああ、もうひと泳ぎしてくるわ!さよなら!」
オリオン「あ、逃げた」 

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メルト「なんでロイヤル・フォーチュンに来てるのよ!?私、しばらく顔を見ないことにするって言ったわよね!?」
マシュ子「いえ、顔を見ないとは言ってましたが会いに来るなとは一言も言ってませんので。やはり共有は必要かと」
メルト「クッ、私の憩いの場が……」 

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まじん「?アレってなんだ?」
ジャック「しってる。それってせっ」
マルタ様「ストーップ!ちょっと教育方針どうなってるのメルトリリス!?」
メルト「ありのままよ?包み隠すなんて馬鹿みたいだもの。けどそれ以前に……」 

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スカディ「……やはり、アレであろう」
オリオン「アレっていうとやっぱり」
スカディ「うむ」
オリオン「わお♡」
コルデー「だ、大胆……」
マシュ子「それはちょっと……不謹慎だと思います」
スカディ「ふむ、そうか」 

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パラ子「清姫殿の死が原因であるなら放っておくのがよいのでは」
燕青「でも今までの経験上、放っておいたら間違いなくロクな事にならないんだよなあ」
トモエ「せいれむの時は大変でしたね……」
マルタ様「で、何か打開策浮かぶ人居る?」 

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マルタ様「みんな今のままではマズいのは解っているわよね?」
オリオン「まあ、外様の俺でもわかるくらい?」
トモエ「はい。少なくとも主君らしさ6割減しています」
ジャック「6割!つまりはんぶん以上だね!」
まじん「半分よりも多い……それは大変だな。たいへん」 

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マルタ様「はい、トモエたちも快復したのでカルデアチーム緊急会議開くわよ!」
ヒナコ「早速だけど帰っていい?」
スカディ「ふふ、今この場から抜け出すのは許さぬぞ。それとも足元を氷漬けにして……」
ヒナコ「ああもう!で、何について話すのよ!」 

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