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赤頭巾側の報復は素早かった

夜が明ける前に戦瓢箪への【追討令】が聖式に下り
エスエックス地域において構成員たちの一斉拘束が行われた

独断で人狼への【成敗】が複数行われたという情報も飛び交っていた・・・

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23時ごろ住民からの通報により、エスエックス郊外で赤頭巾の焼死体が発見される

残り 44日

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ラプ様いた!!!!

職場の周り全滅してたのに灯台元暮らしだった

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「そろそろ出るな」

ギンイチロウが準備を始める

「いてらー。つか最近いそがしいね」

それを横目に見ながら少佐は煙を吐いていた

「怖いくらい儲かってるよ」

その割には声に熱は無かった

「・・・たのしい?」… https://t.co/2h7moCC0ej

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「”野菜”はグレー・ブリッジで入荷しているようです。戦瓢箪はトトヤたちとガチガチに握ってますね」

今夜もサミダレ隊は地道に情報収集に努めていた
エスエックスは歴史的にもオオカミ贔屓の国家だったため赤頭巾たちは口を割らせるのに苦労していた… https://t.co/q8KMueEEim

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―グレー・ブリッジ第6分署にて

『トウキチロウにしねえか』

狼男の刑事がそう呟いてからしばらく経つ
提案された”人間”の刑事は考えてるような、あるいはただ眠そうな顔をして黙っている

「なあ、トウキチロウはどうだ?」

狼男は再度、提案する… https://t.co/2AYpktfJ21

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「グルナさん・・ですよね」

サクラデンブの声は震えていた
聞こえてないのかと思うぐらい長い沈黙の後
男は低い声で答えた

「・・辞めたからもう」

「ミツギミツガセのグルナさんですよね」

サクラデンブは既に泣いていた

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「おねーさん!もー帰るのー!」

「だる」

モモの眼下では無数の酔客が行き交っている
いつもと同じような夜だった

淀んだ目でモモは今日の獲物を見定めていた
食欲以外で”ヒト”に興味を持てなくなっていた

「おねーさん!!あそんでこー」… https://t.co/Tv6QsC0SML

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「ノヴァちゃんはなんで赤頭巾になりたいのー?」

「守りたいものがあるから」

「えーすごーいかっこいい!!」

スタアは目を輝かせて驚いた… https://t.co/OG0CDO4hQb

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喉笛を噛みちぎろうとすると彼女たちは決まって

「なぜこんなことをするの!?」

と叫んだ

これから死ぬのになぜそんなことを聞くのか
サクラデンブはわからなかった

残り 52日

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「あ、貴方は!?赤頭巾???はっ!?オオカミは!?早く逃げないと!!!」

「だいじょうぶ。落ち着いて」

サミダレは女性の背中を優しく撫でた

「ひょっとして貴方が私を助けてくださったのですか??」

女性の目は早くもハートマークになりそうだった… https://t.co/bZc7WEJhwj

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海防艦を全滅させてそうだったらいいなって。

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今日のマードは朝から変だった

「どうしたのマードくん、そんなにソワソワしてえ。あっそっかー今日はだーいすきなカダ先生が帰ってくる日か~」

「リメさん、誂わないでください・・」… https://t.co/xsXwUT98tW

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デルセンアンデルセン研究所 

「儂らがグレーブリッジに分所を持つのは非合法かつ非人道な研究をするためだ!などとバカどもがまた騒いでるらしいな」

所長デルセンアンデルセンは画面を操作しながら毒づいていた

「ご心労おかけします」… https://t.co/gyEyOv9Qvc

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デルセンアンデルセン研究所

「儂らがグレーブリッジに分所を持つのは非合法かつ非人道な研究をするためだ!などとバカどもがまた騒いでるらしいな」

所長デルセンアンデルセンは画面を操作しながら毒づいていた

「ご心労おかけします」

カダは心にも無いことを言った… https://t.co/rp6nJQ1i1H

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「ベランダはお前の灰皿じゃねえんだぞ」

銀髪の人狼は部屋に入るなり同居人を詰った

「んだよギンちゃん今日ツンツンじゃん」

金髪の人狼はベランダから室内の様子を伺う

「ヒモに飽きちゃった?」… https://t.co/07FgXUfz9U

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任務で近くに来たのでサミダレの様子を見に来たスタア

「やほースタアちゃんが前線視察に来たよ~」

「花形頭巾は暇そうでいいわね。あんたも一緒に聞き込み行く?」

「え?いいの??」

スタアは無邪気に目を輝かせる… https://t.co/CWkbUS7zND

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「おーい、おねーさーん。生きてる?瓜買わない?」

女性の口は冷たく硬直したままだ

「ったく。”食い物”を粗末にするなよな・・やるんなら全部食えよ」

トウキチロウの目線は暗闇に潜むもう一人の人狼に向けられていた

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