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「帰りましょう、うちへ。
ごはん、たべないと、あしたも、がっこう、が……」
ずるり、と光里が崩れ落ちる。
地面に落ちないように慌てて支えると、その身体はやけに軽く。
その姿に、無事な所はどこにもなかった。
「お…お姉ちゃん!!!!」
少年の叫びが、空に悲痛に響いた…。

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