魈狩怒「……」
燕青「どうしたどうした?しかめっ面になってるぞ」
魈狩怒「しかめっ面なのは元からだっての……」
燕青「おっと、そうだったな!悪い悪い!」 

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マルタ様「仕方ないわね……大人しくしてなさい」
オリオン「君、あの子よりアルテミスっぽいとか言われない?つまりこれは運めあだだだだだ何か変な指圧入ってる!というかルーラーになってる神性特攻だわ治療する気全然ねぇ!」
全員『本当に大丈夫か……?』 

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清姫「メルトさんはアルテミスの神核を用いられたアルターエゴなんですよ」
オリオン「うっそマジで!?確かにアイツっぽい気配を近くに感じるけど似てなさ過ぎるし胸が薄ゲボぁ!?」
メルト「ふざけたこと言うと膝入れるわよ」
オリオン「もう入ってます……後毒はマジヤバイ死ぬ」 

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エルト「成り行きでここまで来て貰いましたけど……協力してくれますか?」
オリオン「ああ。協力出来ない理由は無くなったし、やらなきゃいけない理由も出来た」
メルト「復讐じゃないわよね」
オリオン「ああ、そんな感情じゃねえよ」 

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名探偵『現状こちらが提唱出来る案はテオス・クリロノミアを用いて強化したサーヴァントの宝具による確実な破壊だ。可能性があるとすれば対神性に特化している巴御前と』
オリオン「……俺か」
名探偵『……以上の二基が候補となる。どちらを主軸にするかはそちらに任せる』 

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スカディ「征け、汎人類史よ。我らを倒したお前たちに、歩みを止める事など許されないのだからな」 

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トモエ「接近する神霊が一基。これは……」
マシュ子「スカサハ=スカディ……!」
イアソン「コイツ……紛れもない女神か!?」
スカディ「テオス・クリロノミアの分析が終わったのでな。探偵との約定通り、合流出来たのだ」 

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エルト「あの光の中で、もしかしたら最期に、少しだけ、心の中に引っかかった人が居たかもしれません」
イアソン「……空論だそれは。生き残りが居ない今、無駄な問い掛けに過ぎん」
エルト「はい。だから足りなかったんです」 

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月女神「ーーこの一撃は、間違っている」

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イアソン「テオス・クリロノミアを船にセット。修繕を開始する……よし、それほど時間はかからないな。各員、今の内に出向準備だ!」
エルト「あれ、オリオンさんとアルテミスさんは?」
メルト「下に居るわ。彼女はアルテミスの端末、一緒に乗ったら追跡されてしまうものね」 

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ドレイク「……ま、人間はいつしか船出していくものさ。走れなくなぅた人間は、置き去りにれるのが世の常……だけど、馬鹿だよねぇアタシも。あんな事言っちゃうしさ」 

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トモエ「……お辛いですね」
エルト「……はい」
清姫「今は眠っています。吐き出すなら今の内ですよ」
エルト「……じゃあ、背中お借りしますね」
燕青「あいよ」 

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マシュ子「……待って下さい。ドレイクさんは」
ドレイク「悪いね。言っただろう?ポセイドンの呪いで海に出られない身体になってしまっているって」
マシュ子「けど!あなたを置いていくなんて……そんな事、出来ません!」 

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ドレイク「船の名はーーーー『アルゴー』」
イアソン「!」
ドレイク「イアソン……かつての敵を乗せる事になるけど、アンタならきっと上手くやれるだろうよ」
イアソン「……くそ。そこまで言われて受け取らないほど、オレは高潔な訳じゃないんだ。遠慮なく使い倒させてもらうぞ」 

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マシュ子「…え」
イアソン「この鍵は…」
ドレイク「アタシの船の舵輪を封じている鎖の鍵。耐久性についてはテオス・クリロノミアで存在強度を上げればいい」
イアソン「俺に『黄金の鹿号』を使えと言うのか!?」
ドレイク「いいや、お前の船になるんだから『黄金の鹿号』じゃない」 

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エルト「……そういうことですか」
マシュ子「先輩!先輩からも彼らの説得を!」
エルト「……端末のアルテミスさんが居なければ他にやりようがあったかもしれませんが」
マシュ子「先、輩……?」

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オリオン「エルトか!」
エルト「オリオンさん!本当なんですか!?」
オリオン「……ああ、本当だ!アルテミスは……」
月女神「私の本体がこの島にいるあなたたちを狙って砲を撃とうとしています」
メルト「あなた……異聞帯のアルテミスね?」 

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イアソン「ん、カルデアの連中はどうした」
ドレイク「アイツらなら朝食を取ったらすぐ出て行ったよ」
イアソン「そうかそうか。ようやく静かになる訳だ……おい、ドレイク。酒だ。酒を持ってこい」
ドレイク「ああ、ソイツは無理だね」
イアソン「あ?俺は客だぞ」 

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ドレイク「……いいねえ。聞き応えがありそうだ」
エルト「とびっきりの冒険譚、聞かせてやりますよ?」
ドレイク「じゃあ杯を掲げて」
エルト「掲げて」

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