こんばんは。つるんとした氷のようで、しゅわしゅわはじけるソーダのようで、きれいなのはいつも一瞬です。まばたきの内に記憶は薄れていってしまうから、せめてものおまじない代わりに、指の腹でなぜる宝石。どうかこのまま、忘れずにいられますように。


3 89

こんばんは。透明なレースが重なって強い日差しを分散する、水みたいに新しいきみの気持ち。言えない愛はつめに透かして、叶わない夢なら見たくないけど、それでも冬の陽だまりがあたたかくてつい居眠りしてしまうところがかわいいから好きなんだ。


2 38