ちゃんと自己紹介してみよう③ 和風伝奇編
江戸から明治にかけての百年を一代として生きた男の純愛譚。
たった独りで生きるには脆く、さりとて誰かを愛して死ぬには強すぎた男が背中で語る血風録。
老爺とは名ばかりの凄腕術士が闇を裂く、外法活劇がお好きな方にオススメ。
作品タグ

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相方のイラストレーター猫町縞とコンビを組んで小説を書いてます。
剣と魔法で愛を語る「世界樹の詩」
美しき女術師と妖獣の愛を描く「美女と野獣の千一夜」
不遇の中年剣士と幼女の愛を紡ぐ「ユーカラ」
老境の術士が貫く愛を詠う「あかつきばかり」
などが代表作です。

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「美女と野獣の千一夜」のスピンオフ外伝。
本筋では明かされなかった石斎の生涯や水無瀬との恋路、
その幕切れまでが描かれる。

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1.18世紀のロシアから異世界に翔ぶ
「世界樹の詩」の一成
2.明治生まれの女術師が紀元前の妖獣と出逢った
「美女と野獣の千一夜」水無瀬と傲嵐
3.江戸の末期100年を生きた爺が闇を駆ける
「あかつきばかり」の石斎/加賀知

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supercell「拍手喝采歌合」
 as 石斎(セキサイ)「美女と野獣の千一夜」ヒロインの知己
        +「あかつきばかり」主人公

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pixiv作品の歩き方③
位置づけとしては外伝「美女と野獣の千一夜」の登場人物・石斎のスピンオフ。彼の生前の姿を描く和風伝奇ラブロマン。
Pixivで公開しているのは前半までと過去篇のダイジェストおよび断片。
単体で読めるものも多い。

【あかつきばかり】https://t.co/vW8ot0c87j

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用語解説⑧【易占(えきうら)】
古くに大陸より伝わった占術。
藤神の里では術士が修める技のひとつにも数えられる。
その精度は非常に高く、名手が占えば外れることは少ないという。
あらゆる物事を占うことができるが、占者の生死と他者の恋路のみは判じてはならないとされている。

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用語解説⑥【花嫁(はなよめ)】
藤神の血筋の女に代々あらわれる〈鬼の花嫁〉となるべき者。
基本的に嫡流の子女であり、その星宿と力の強さから、身籠もられた時点でそれとわかることが多かった。
だが、最後の花嫁は娶られる前に資格を失い、里が滅ぶ引き金となったとされる。

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用語解説⑤【鬼神(きしん)】
藤神の祖たる女と血を交えたとされる鬼は、やがて神として祀り上げられた。
彼を唯一絶対の神として崇め、他の神仏を祀らぬことで、その怒りに触れぬようにしているとも言われる。
故に藤神の里では、この神を除く神仏は、あくまでも術の道具に過ぎない。

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pixiv作品の歩き方③
稲葉青と猫町縞がやってる和風伝奇創作。
「美女と野獣の千一夜」の石斎の生前を描くスピンオフ。
Pixivにあがってるのは本筋の前半までと過去篇のダイジェストおよび断片。
どの話も割と単体で読める仕様になっている。
【シリーズ目次】https://t.co/FPLpFnuvpi

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キャラの関係性④ 石斎と加賀知
本シリーズにおける隠れた対立関係。
加賀知とは石斎が若き日に与えられた術号。
みずから石斎と号し、老いたのちには忘れられた名。
過去のおのれと、いずれ来たるおのれ。
決して交わる筈のないふたつの影は時に交錯する。
その邂逅が生むものとは。

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キャラの関係性② 水無瀬と真人
本作のサブカップル。
水無瀬は亡き妹の子である真人を引き取る。
鬼の血を引く彼は、水無瀬を義母として慕う。
しかし、その心の奥底には、母たるひとを女として愛する想いが宿っていた。
彼の恋情を薄々と察しつつ、水無瀬は応えられぬ我が身に惑う。

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キャラ紹介④ 加賀知(かがち)
本作の主人公・石斎の若かりし頃の姿。
幼くして修行に就くことを命じられ、それと前後して母は自死。
まだ少年とも言える年頃から一人前の術士として働くことを余儀なくされる。
反骨心に満ち、上役の命に背くことも一方ならず、やがて里から逐電する。

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キャラ紹介③ 真人(まひと)
本作の脇役。
藤神の里が崇める鬼神〈鬼丸〉として生まれた子。
父は先代の鬼丸と目されるが、母は花嫁となるさだめにない女だったため、生まれ損ないの半人半鬼となる。
母の死後、伯母である水無瀬に引き取られて育つ。
石斎を祖父とも父とも慕って懐く。

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キャラ紹介② 水無瀬(みなせ)
本作のヒロイン。
鬼の花嫁となる宿縁の下に生まれた、石斎の易占が指す運命の女。
幼時は鬼に嫁ぐべく識を封じられ、祖父たる里長の傀儡として育つ。
戒めが解けたのちは石斎の後押しを受けて術師を志し、遂には〈帝都の外法師〉と呼ばれるまでになる。

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