おやすみベートーヴェン 第279夜
「ピアノ三重奏のためのアレグレット 変ロ長調(第8番)」——ピアノが好きな少女へのエールを込めた作品

自筆譜表紙には「僕の小さなガールフレンド、マクセ・ブレンターノの、クラヴィーア演奏を励ますために。L.v.Bthvn」と書かれていた

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おやすみベートーヴェン 第278夜
「ヴァイオリン・ソナタ第10番 ト長調」——前作から約10年、注目の初演はベートーヴェンの愛弟子が担当!

約10年ぶりに書かれたヴァイオリン・ソナタは、ヴァイオリニストであるロードと、ルドルフ大公のピアノで初演されることになりました

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おやすみベートーヴェン 第277夜
「4本のトロンボーンのための《3つのエクヴァーレ》」——旅先リンツで結んだ親交から生まれた葬儀用作品

リンツ大聖堂音楽監督のグレッグルの要請で作曲され、1827年ベートーヴェン自身の葬列でも演奏されることになります。

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おやすみベートーヴェン 第276夜
「交響曲第8番 へ長調 第4楽章」——進化を続けるベートーヴェンの交響曲。創作期の一区切り

交響曲第7番、第8番が披露されたとき、新作交響曲を待ちわびていた聴衆が作品を称賛していた。第9番まではここからさらに12年待つことになります。

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おやすみベートーヴェン 第275夜
「交響曲第8番 へ長調 第3楽章」——ベートーヴェン人気が高まるなか、大編成で初披露!

これ以後ウィーンではベートーヴェン自身ではなく、第三者の主催するコンサートでもベートーヴェン作品が競って取り上げられるようになった。

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おやすみベートーヴェン 第274夜
「交響曲第8番 へ長調 第2楽章」——温泉地で作曲に集中し、あの有名人との出会いも

2日間にわたりゲーテと芸術談義に花を咲かせ、近隣の景勝地ビリンの散策を楽しんだり、夕べにはベートーヴェンのピアノ演奏を楽しんだりしている。

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おやすみベートーヴェン 第273夜
「交響曲第8番 へ長調 第1楽章」——第7番とほぼ同時期に作曲された華やかな作品

冒頭から華やかで壮大なサウンドで展開され、同じヘ長調で書かれている「交響曲第6番 へ長調《田園》」とは違った世界観を楽しむことができます。

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おやすみベートーヴェン 第272夜
《12のアイルランド歌曲集》——著名な詩人に歌詞を依頼した作品も

ベートーヴェンが依頼されたものは、ピアノだけの伴奏でも可能であり、またヴァイオリンとチェロを加えたピアノ三重奏に夜伴奏もできる民謡編曲であった。

https://t.co/xMU4tpl1k0

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おやすみベートーヴェン 第271夜
《20のアイルランド歌曲集》——避暑地バーデンで集中的に民謡編曲!

ヨーロッパ各地の民謡を採集し、作曲家たちに編曲を依頼していたジョージ・トムソン。ベートーヴェンとのコラボレーションからは、100作を越える作品が誕生した。

https://t.co/Vi2K1l55Kf

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おやすみベートーヴェン 第270夜
「祝典劇《シュテファン王、あるいはハンガリー最初の善政者》」—皇帝の誕生祝いを兼ねた柿落とし公演のための前劇

コッツェブーが書いた3部作のうち、はじめに上演される前劇にあたる。この劇の序曲で、柿落とし公演の幕が開いたのでしょう

https://t.co/h3cPAC1KND

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おやすみベートーヴェン 第269夜
「祝典劇《アテネの廃墟》」—有名なトルコ行進曲も登場! 新劇場の柿落としで披露

国立劇場建設準備局はハンガリーに相応しい祝典劇の書き下ろしを、宮廷劇作家コッツェブーに、音楽付けをベートーヴェンに依頼してきたのである。

https://t.co/xtFNfwMvos

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おやすみベートーヴェン 第268夜
「交響曲第7番 イ長調 第4楽章」—リズムに新機軸を見出した作品

執拗に同じリズムを繰り返すこの作品は、賛否両論。第2楽章を「不滅のアレグレット」と称したワーグナーは、この作品全体を「舞踊の神格化」と呼び絶賛しました。

https://t.co/MIproNvmEZ

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おやすみベートーヴェン 第267夜
「交響曲第7番 イ長調 第3楽章」——インフレが原因で一度は初演が頓挫

異常なインフレ状態が続いていた1813年。ベートーヴェンも貴族からの年金が滞り、病気の弟カール一家への援助も相まって、金銭的に苦しんでいました。

https://t.co/Gge8pfnQTX

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おやすみベートーヴェン 第266夜
「交響曲第7番 イ長調 第2楽章」——喝采と陶酔の中でアンコールされたアレグレット

第2楽章はリヒャルト・ワーグナーが後年、曲の速度記号をとって「不滅のアレグレット」と呼んで賞賛するなど、人気の高い曲

https://t.co/U6hBMVhxVu

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おやすみベートーヴェン 第265夜
「交響曲第7番 イ長調 第1楽章」——再び交響曲の世界へ

創作意欲が目覚め、3年近い空白を置いて再び交響曲創作に集中してゆくと創造力も横溢するようになり、同時進行で交響曲第8番も作曲され、第7番と同時に初演されることになります。

https://t.co/jy9ClkXM86

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おやすみベートーヴェン 第264夜
歌曲《恋人に寄せて》——3バージョンが残る男性から女性への恋心を歌った作品

ヨーゼフ・ルートヴィヒ・シュトルの詩による歌曲。男性の切ない恋心を歌ったロマンチックな歌曲ですね。第1稿から第3稿を聴き比べてみましょう。

https://t.co/QT5ejazM8a

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おやすみベートーヴェン 第263夜
「ピアノ三重奏曲 変ロ長調《大公》」—唯一の作曲の弟子に献呈された人気作

ピアノ・ソナタ《告別》や晩年の大作「ミサ・ソレムニス」など重要作の献呈を受けているルドルフ大公。ベートーヴェンにとって唯一の作曲の弟子でもあります。

https://t.co/SxSPkesqvP

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おやすみベートーヴェン 第262夜
ゲーテによる3つの歌(ゲザング)——ゲーテが「浄書して送ってほしい」と言った作品

ベートーヴェンは、ゲーテに近いベッティーナことエリーザベト・ブレンターノという女性に出会う。ベッティーナの母や妹は、ゲーテと親密な関係にあった

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おやすみベートーヴェン 第261夜
《軍楽のためのエコセーズ》卜長調——ピアノ編曲版のみが残る軽快な舞曲

エコセーズとはスコットランドの舞曲で軽快な曲調が特徴。スコアは消失してしまい、編成などはまったく不明。弟子のチェルニーによって出版された編曲版が残っている

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おやすみベートーヴェン 第259夜
《ボヘミア守備隊のための行進曲》2番——バーデンで作曲された「帰営ラッパ」の3曲目!

1810年夏、バーデンで数多くの軍楽行進曲を作曲したベートーヴェン。交響曲やピアノ・ソナタなどとは一味違った雰囲気をお楽しみいただけたらと思います

https://t.co/6sUM7LgGH8

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