「どうかこの手、離さんといて。
……一生あんさんの“お隣”にいさせとくれやす」

 終

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【六月の……①】


(※この短編ストーリーの完結は七月入ってからになりそうです、ごめんなさい)

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「『今回のフェス、せっかく春っぽい色だし』ってアネゴ達に選んでもろてな
こないにふわふわした服、ウチっぽないやんって思われるか思たけど、せっかくのお花見デートやし……
あの、どないどすか……?」

今日は春の妖精みたいなフウカさんとお花見デートした

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「あぁ、幸せの味ってこないに甘いんやな。
お隣はんとなら溶けそうなほどの甘味も悪ないわ」

今日はとても遅くなってしまったがフウカさんにホワイトデーのお返しを渡した

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「おばんです~。
キュートな彼女の手作り晩御飯食べたい人いてはりまへんか~?」

今日はフウカさんが晩御飯に誘ってくれた

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「好き……って……え!?
もう……いややわぁウチが先に言お思たのに、いけずなお人……
でも嬉しおす……そないなトコも含めて大好きやで。受け取っておくれやす、ウチの気持ちや」

今日からお隣さんが彼女になった

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「う~ん……お隣はんは次のフェスは何に……
良かったら……びたー……むにゃ」

今日はお隣さんと図書館に来たが余程疲れが溜まっていたのかすぐに寝てしまったので閉館時間まで見守ることにした

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「じゃーん!初めてバトルで勝った時の写真じゃ!笑わんのか?と聞いたんじゃが、
『ええかウツホ。こないな時はキリリとしてた方がカッコええんや!』
と言ってのぅ、可愛いじゃろ~」

今日はお隣さんの幼少期の写真をこっそり見せてもらった。勿論後で本人からお叱りを受けた

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「お隣はんはおみくじどないやった?
ま、ウチは日頃の行いがええし大吉やったわぁ」

これは数日前に少し遅れて初詣に行った時のお隣さんのドヤ顔写真(後から見せたら頭に雪が少し積もってると照れていた)

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「厄?そんなんウチが祓ったるで!
さ、お隣はんもちゃんとおてて合わせて拝んでいってな」

年明けに出会ったお隣さんはうさ神子姿だった

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クサヤ温泉旅行編⑩完
「二人が来れへん言い出した時はどないしよ思たけど……二人きりもなかなか楽しかったどすえ。
おかげで身も心もポカポカリフレッシュやわ、二日間おおきに」

この後うつらうつらしていたので隣に座り肩を貸してあげた(到着時に起こすとテンパっていた)

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クサヤ温泉旅行編⑨
「朝からひとっ風呂浴びて飲む牛乳は最高どすなあ
あらま、温泉卵もあるんやね!
まぁお土産は無難に温泉饅頭でええか」

翌日は朝風呂を楽しんだ後、チェックアウトまで売店をぶらついた

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クサヤ温泉旅行編⑧
(お隣はんが隣の部屋におる……隔ててるモンがふすま一枚なせいでいつもより近くに感じて気になって寝られへん)

翌日、寝起きのお隣さんはやたらと眠そうだった

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クサヤ温泉旅行編⑦
「ん~!これえらいええ酒やね……
他の一品一品もうまいし最高やわぁ」

美味しそうにしているお隣さんが可愛くてそれだけでも最高だった

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クサヤ温泉旅行編⑥
「堪忍え。これは勝負の世界やさかい
本気でやらなアカンで」

目覚めさせてはいけない鮫を起こしてしまった

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