私のような人間が言える立場でもないが、難儀だな、お前は。
だが、そんなお前だから、誰にも負けぬほど強く輝いて見えるのだろう。
いつの日か、その光がこの世界の全てを暴くとすれば……

「その時は、お前の輝きに私が焼かれるのか、あるいは――」

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