0羽目の黒うさぎは、メッセージカードを全て捨てながらこう言った。
「このなかからわたしだけをえらんでください」と。
彼女は毎年うさぎ達へメッセージを頂戴しに行ってくれるが、どうやら今年も"僕"にメッセージをくれるのは彼女だけだったようだ。

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10羽目のうさぎは、二人とも素敵ですって!?と言った。
どちらも同じくらい美しいと褒めたら何故かケンカを始めてしまった。このうさぎ達で「さい」ごだ、屋敷へ戻ろう。

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9羽目のうさぎは、とても感動してると言った。
「くだ」らない冗談でも笑ってくれるなんて彼女は優しい人だ。..........この娘は"あの人"に会わせるべきでは無いかもしれない。

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8羽目のうさぎは、愛してと言った。
そうしてほほ笑「んで」いる彼女は本気か冗談か分からず、天使にも悪魔にも見えた。

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7羽目のうさぎは、あなたに会いたかったんだと言った。
面白いお店を見つけたから紹介したいそうだ、ただ彼女が「えら」ぶ店には何故かカップルが多いような気がする。

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6羽目のうさぎは、愛しています.....友達としてと言った。
新しい小説のセリフだろうか、常に仕事のことだ「けを」考えているなんて素晴らしい人だ。ただ、それを私が聞いてしまって良いのだろうか。

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5羽目のうさぎは、寂しくないのかしらと言った。
「しだ」いに顔が赤くなっている、夕陽が出ているせいだろう。
彼女は幼馴染を迎えにいくようだ。

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4羽目のうさぎは、ここだけの話なんだからねと言った。
あ「わた」だしく去っていったので多分セールの時間なのだろう。

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3羽目のうさぎは、私はあなたに夢中ですと言った。
草むら「から」飛び出した野うさぎを見ながらそう言った。

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2羽目のうさぎは、あなた無しではいられないと言った。
「なか」が良い青髪の友達のことのようだ。

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1羽目のうさぎは、ずっと一緒だぞと言った。
ただし「この」チョコの箱に言っているようにも見えた。

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貴方は一通の招待状を眺めています。

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