「行キませんカ? あたしとイッショ、何にもナイとこ」


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足元が見えないことは無かろうが
目に見えない影に捕らわれることがあるよ
気を付けておいで


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さぁ
キミの時間は今も進んでいる
止めて欲しいかい?
それとも戻して欲しいかい?

誰かの為に?あの人と共に?
はは、そんな馬鹿馬鹿しい考えはやめたまえ!

これは、キミの、時間だ


0 12

崩れかけた塔の上から
風にのって羽が舞い落ちてきた。
光を吸い込む闇の色。
触れてはいけない存在が
見上げた先に静かに佇んでいた。




横浜負けて悔しいから黒歴史でも晒してやるかと思ったら寝落ちしてさらに恥ずかしいやつ

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ぼんやりと触れた刃先は
とても鋭くは思えなくて
不思議と怖くはなかった


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「ひとつだけ、願いを聞いてくれないかな」

うっすらと透けた手で、彼は森の奥を指差した。
消えかける姿は木漏れ日さえ通して、光に包まれるようにも見えた。

「僕と


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くだらないと思いながら
名も知らないあのひとを
気付けば待ちわびている


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