[月の途-最終回-後編]
想いを込めた羽根を過去世界に送り、自らはリューズと共にこの破滅世界に留まると言う天使ひぃ。
『世界の未来は大事。でも ひとりの女の子の笑顔を守ることも同じ重さで、ううんそれ以上に大切なの。つまり…はぐれ天使さんは大好きなリューズと離れないの』
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[月の途-最終回-前編]
青い炎は白い翼の輝きに変わり、天使ひぃの羽は復活した。
いや、“天使ひぃ”そのものが再び新たに生まれたのだ。
そしてそれは、ひぃとリューズ-天使と不老不死の少女-運命の二人の別れの刻でもあった。
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[月の途9]
天使ひぃの羽を復活させるため、時間と次元を超えて“ある物”を送ると言う大天使アリス。
ひぃ『ある物ってまさか…天帝の炎、北極星のプロミネンスのことなの⁉️そんなの無理なの!アリスとひぃの間には何億兆にも分岐した世界が散らばってるの!少しでも狙いが外れたら…』
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[月の途8]
-よく言えましたねリューズちゃん✨あなたはとてもいい子✨-
自分の事は構わないから過去に戻って世界の破滅を防いで…リューズがひぃにそう伝えた時、突如 天から声が響く。
リューズ「‼️この声は…アリス姉さま⁉️」
ひぃ『“七星の筆頭” “紫微宮のアリス”が何の用なの❗️』
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[月の途7]
リューズ「ありましたよ!ほらこっちですよ ひぃさん❣️」
嬉しそうにひぃの手を引くリューズ。
リンデンの樹に寄り添うように小さな祠が建っている。
ひぃ『ここには何が祀られているの?』
「大天使、だそうですよ❣️」
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[月の途6]
“永遠の火”。
その炎によって天使の羽を復活させる事ができるとリューズは言う
ひぃ『でもその話には無理があるの。羽を失くしたから再生させるのに、そもそも火にくべる羽がないの』
リューズ「ふふっ♪絶望は愚か者の決断といいますよ?ジャーン❣️これをご覧ください」
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