様宅ガートス君へ

『チョコレートの方がお好きかしら。』

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「ボクにはバラとか似合わないし…てか高いし…バラには及ばないかもしれないけどさ、まあまあ綺麗でしょ。」

冬の野にようやく咲いた一輪を差し出す彼女の指先は、冷えきって少しだけ赤くなっていた。

「…ポヴ!ニアウ!ノバラ…キレイ!」

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新年イベント中にはなりますがミズガルドのバレンタインについてと専用タグです。素敵な日となりますように。

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