ランタンの灯りがぽつぽつと見えてきた頃、ふと少女へ視線を下げ「……戻ったらお夕飯な何食べたいですか?」と語り掛けると、少女は温かいもの!と元気に答えた。
青年もそれに同意するように頷き、三人揃って歩いていく。

小さな旅の終わりに。

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珍しく今年はお祭り時期の到来に気付くことが出来ました。ランタンは飾りませんが、街には降りてみるようです🍏

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>>ずっと家に居る<<
というわけで街には行かず安心と信頼の引きこもりおじじですがランタンは欲しい方がいればお譲りしますし料理も誰にでも振舞いますのでお気軽にどうぞ

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「どうかもう一度、だなんて祈ってしまうんだ」

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「つまらない話ですが……」
見上げてくる気配を感じ取りながら、ゆっくりと少女は家族との思い出を語った。
小さな旅のはじまりに。

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