「メリークリスマス!」
ぶどうジュースで乾杯です。
「一緒に準備するのも楽しかったね!」
「まあな」
リくんはハンちゃんがとても楽しそうで悪くないなと思っているし、ハンちゃんはリくんがご機嫌で嬉しいなぁと思っているようです。

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飾り付けが終わり、ごちそうを並べていきます。
「はい、これもかぶってね!」
ハンちゃんの準備したサンタ帽に、リくんは一瞬眉根を寄せましたが、されるがままになっています。
明日はついにクリスマス✨楽しみですね🎄

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「お、重くないかい?大丈夫?」
「問題ねぇ」
リくんと協力して、てっぺんの星をつけました!
幾ら仲良しでもガッツリ上に乗る事はあまりないので、ハンちゃんは何だかちょっと恥ずかしいみたいです。

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ツリーは最後にてっぺんの星をつけたら完成です。
しかしハンちゃんがつま先立ちしても、てっぺんまでは手が届きません。

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「この子も飾っていい!?いいよね!?」
ハンちゃんはお気に入りのきょじんくんぬいぐるみを持ってきました。
「!」
リくんは実はきょじんくんが苦手なのですが、大好きなハンちゃんの笑顔を曇らせたくありません。眉間の皺を増やしながら頷きます。
「…好きにしろ」

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「この辺かな!」
ハンちゃんはリースや靴下を壁に飾ります。
その間に、リくんはツリーの飾りを運んで来ました。

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「じゃーん!クリスマスリースの完成だよ!」
「ほう、悪くねぇな」

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2人はひいらぎで何かを作り始めました。
「そっちを持っててね!これをこうして…」

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おうちに到着です。
「せーの!」
2人で協力して、もみの木をプランターに立てました。

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街でお買い物をして帰ります。
「顔くらい拭け」
リくんはハンカチでハンちゃんを拭いてあげています。

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「見て見て〜!ひいらぎがあったよ!これをあーしてこーして工夫すれば…!」
ハンちゃんは転んだ事も忘れて、見つけたひいらぎに夢中です。
「まったく…気をつけろよクソメガネ」
怪我がなくて、リくんもホッとしたようです。

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「大丈夫か、ハンジ!」
リくんは必死でハンちゃんの上からもみの木を退けます。
「いてて…うん、大丈夫だよ…ん?」
顔を上げたハンちゃんは、道端に何かを見つけたようです。

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もみの木を運びます。
まんまる族は手が短いので、物を頭の上に載せて運んだりするそうです。

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ここで、りったいきどうそうち の出番です!
ハンちゃんはリくんが飛ぶ姿に滾っています。

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もみの木の森に着きました。
「森の持ち主のフレーゲルが、一本持っていっていいって言ってくれたんだ」
「ほう」
「あの小さめのはどうかな?」
「いいんじゃねぇか」

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掃除が終わり、2人は何処かへ出かけるようです。

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うっかり本を熟読しちゃったハンちゃん。
気づいた時には、部屋はもうピカピカになっていました。

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ハンちゃんは前に失くした本を見つけました。
リくんが掃除に集中している隙に、こっそりページを開きます。

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