中津市山国町の新宮権現社懸仏。
南北朝~室町時代のもの。
懸仏(かけぼとけ)は鏡面に仏像をはりつけるもので、平安時代に神仏習合の影響で登場しました。南北朝以降は小型化し絵馬のように神社に奉納されました。まあるい仏様が可愛いですよね😊
展は6/5まで

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展から、山国町の木造観音菩薩立像をご紹介。焼けて痛々しいお顔は鎌倉時代の作。大友宗麟による戦火で体と顔半分が焼けたとの伝承があります。
しかし展示のための調査で、体は南北朝時代まで遡ることがわかりました。重たそうな重層的な衣紋は中国の影響です。

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