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「はは…つい彼女を褒めてばかりだ」
「やっぱり僕らは他人をからかうのが下手だね」
『ふふ…確かにそうだ!』
少しだけ、網野さんの過去を知ることができて嬉しい。
網野さんは葉さんと本当に信頼し合える仲で羨ましいな…
自分もいつか…彼の力になれるように頑張らなくちゃ!
#らいおっさんジム
「…作戦、考えましょう。とびっきりのサプライズを!」
「私の本気の特訓についてきてね?」
「はいっ!!!」
………
「そうして僕らは約束したんだ。お互いが強くなるために協力しようって」
#らいおっさんジム
「…作戦、考えましょう。とびっきりのサプライズを!」
「私の本気の特訓についてきてね?」
「はいっ!!!」
「そうして僕らは約束したんだ。お互いが強くなるために協力しようって」
#らいおっさんジム
「網野さんの私物ですよね。預かっていたのでお返しします…」
「ありがとうございます!探していたので助かりました…」
「…あの…?」
「あなたにお伝えすることがあります」
「申し訳ありませんが、網野さんは本日付けでご解約となります…」
「…えっ?」
#らいおっさんジム
「いつも帰宅途中に休憩する公園に寄った時、
疲れきって座り込む誰かの姿が目に入った」
「気になって顔を覗いてみると…なんと葉ちゃんだった」
「彼女にいつもの笑顔は無く、泣き腫らした瞳で僕を見上げていた」
「そして彼女の手には、僕の家の鍵が大事そうに握られていた」
#らいおっさんジム
休日に、ジム後の軽食は一緒に行くことが増えたけど
今日は違うんだ…
プランなんて何も無い…
今以外のことは全然考えられない
彼と一緒に帰る…だけ、なのにまるで夢みたい…
「それじゃ、行こうか」
#らいおっさんジム
「落として怪我しないように気を付けてね!」
まさかこんなことになるとは…
「待たせたね」
『うぅん…わざわざありがとう網野さん』
声が震えちゃう…
#らいおっさんジム
「…君がいいのであれば」
「着替えてくるから待ってて」
『……は、はい…』
これって…まさか…
網野さんが自分の家に来る…?!
#らいおっさんジム
『いや、あの!今日じゃなくても…』
「在庫確認してくるわねー!」
『葉さぁーーーん?!』
「やられた…」
『えーと…別に無理しなくても…自分は、その…どちらでも…』
「……」
#らいおっさんジム
『葉さん、あの…自分大丈夫なので…』
「私の経験上…」
「こういう弱ったヒト、夜道狙われやすいのよ…」
「きっとパンちゃんみたいな無垢なヒトほど悪党の標的に…」
「分かった。」
ちょっと?! 網野さん簡単にそそのかされてますよ!!
#らいおっさんジム
『休むことも大事ですもんね…』
「仕方ないよ…今日は寄り道しないで気を付けて帰るんだよ」
そうか、網野さんは心配で声を掛けに来てくれたんだ…
『はい…そうですね…心配かけないようにまっすぐ家に帰りますね』
「ねぇ網野っち!パンちゃんを家まで送ってあげたら?」
#らいおっさんジム
「あ…あぁ!なんだ!それだけか!」
『それだけ!それだけ!』
「そっかそっか…!」
『うん!…ね!』
良かった!そういうことにしてくれるみたい!
助かる~!!
じゃあ思いっきり誤魔化しちゃおう!!
にこっ!
#らいおっさんジム