ストーリー①

肩を落とす凸凹コンビ。
見兼ねたエイミは質問を変えます。

じゃあ、カマクラ岩って…知ってる?

ピピッ…ピポピポッ!
今度は器用に胴体が一回り。

えっ!
知ってる…だって…??? 驚くゲンブに
振り向く3人。

こんなの初めてだ。
今まで何回も聞いたのに。

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ストーリー①

実を言うとね、おじいちゃんは
もういないんだ…。

鉄の街の偉いひとだった
らしいんだけど。

偉い人?
声を合わせる3人。

ゲンブは続けます。

まだ小さなボクを引き取って、
それは可愛がってくれたものさ。

随分前に死んじゃったけどね。

そうなんだ…

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ストーリー①

え、どうしたの?

確か…彩鉄鉱って
条件を満たすと虹色に
輝くん…だったよね。

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ストーリー①

どれくらい歩き
まわったかなぁ…

気がつくと森の奥から光が
差し込んでいるのが見えたのね。

何だろうと思って行ってみると
4本の木が月明かりに照らされて
眩いばかりに輝いてた。

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