「さてMasakiさん、MAKOさん、Shikiさん、koharuさんにはこれをやってもらいます」
『壁ドンからの殺し文句』

[え?]
あーいかにも吉田さんファンの女達が入れそうな感じだ。
絵文字markⅡは男共が見たいと思ったのか?
ガチレさんが吉田さんにべったりで組み合わせ決定

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「と、トモコイドさん・・・」
いやトモコイドって・・・そしてこのあとの流れは

「やっぱり無理ですいやあああ(棒)」
バチーン

「おぶっ」
相変わらずの精密度Eのビンタ来た。スナップ効いてる分ネモよりいてぇ。
あと今気づいたが、ゆりの顔が赤面している。

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「陽菜ーニャかわいい♥️」
早速観客の心を掴んでるネモ。

「本当に夫婦ならキッスぐらい出来るだろう」
美保さんがシスコン弟の役で来やがった。てかいつの間にステージに!?
「キッスキッス👏」と会場からコールが。

「仕方ない。ユルさんキスしましょう」
「えー(棒」

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「崖っぷち46でした~」
おっとどうやらあいつらのステージが終わったようだ。

「じゃあみんな行こう」
「うん」「はい!」
私達が移動を開始すると崖っぷち46とすれ違う。

「ここまできて失敗すんなよ」
「フラグやめろ。きっちりやるっての」
(やっぱり息ピッタリ)

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「「それじゃ私達の曲行きます。Electriccommunication」」

Electriccommunication
引き裂かれてる imagination
未来縛る 回路ほどいて

あまりに以外な選曲に私は元より観客達も意表をつかれた。
バカが品性を疑う使い方してイメージ最悪だが、元々はゲーム曲だ。

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凸と絵文字は特に気にした風でもないが・・・雫は事情がわからないので特にリアクションしなかった。
絵文字と一緒にステージに上がる。

「そ、そんな事より二木、次は私達の番だから準備しないと💦」
「わかってる」
絵文字markⅡに話しかけ去っていったキバ子。

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「何よその驚き方?」
「いやよく見てるなって思って」
「まあね色々あってね・・・」(あんたの事よく知りもしないで悪口言ってこいつら怒らせてえらい目あったからね)
とゆりちゃん、ネモ、絵文字、明日香、凸を一瞬見て最後に私を見て苦い顔するキバ子。

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急に振られビクッとなるキバ子。あと明日香が目を細めたのも見逃さなかった。ゆりちゃんは露骨に嫌そうな顔をする。
私の知らないとこで何かあったんだろう。

「内も平沢もいがみ合ってるように見えてお互い認めてるでしょ。それぐらいは私にもわかるよ」
「!?」

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光る風の中 ほほえんでる あなたがいる
「play don't break a peace forever」
そのまぶしさを 見つめてる

「play don't break a peace forever」
熱い瞳に 焼きつけて

二人が歌い終わると会場全体から拍手が巻き起こる。
あれだけ騒いでいたオタク達も静かに拍手していた

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しかし改めて見ると向こうも個性あるメンバーだな。チンシス然り、ヤンキー組然り、トップカースト組(ゴリラ含む)、雌猫組、キバ子グループとバランスよく配置されてるのでこちらのグループともひけを取らない。
×は私の思っている以上にプロデュース力があるようだ。

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私達と入れ替わりに現れる崖っぷち46。こみなんとかも目立つが、やはりサチの圧が強い。

「KOTOMI~」
「Sachiー」
「Kaho~」
こちらも声援半端ない。

「こんばんは崖っぷち46です!私達のステージ楽しんでって下さい!」
こみなんとかは堂々とした声で喋った。

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「MAKOです!今日は精一杯頑張ります!」
「MAKOおおおおお!」
ガチレさん、吉田さんの隣をキープしつつも無難な挨拶で会場を沸かす。

「あんた達、豚らしくいつものようにこの私に声援を送りなさい」
「koharuちゃーん♥️」
「ぶひいいいい!」
キバ子は平常運転だ。

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「みんな久しぶり~、元気だった?」
「Emiri~❤️はーい😉」
「私達もみんなに会えて嬉しいわ」
「Asukaああああ!」
絵文字と明日香は様になってる。絵文字は女性ファン、明日香は男性ファンが少し多い比率だな。

「みんなの応援届いてるぞ」
「Akane~❤️」

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「これはファン大興奮だから😤」
「いや内さんが一番興奮してるよね!?ってか何で脱ぐ流れになってんの!?誰、これアフレコしたの!?」
「この前のお返しだよクロ♥️」
「ネモかよ!流石声優志望だなおい」
「(智子、智ちゃん、先輩)脱ぐの♥️?」
「脱がねーっての💢」

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「ありがとう。こと達にも伝えておくわ」
「はい。それとお姉ちゃんと根元さん。もしそれをやるなら他の人達にもユニットやってもらった方がいいかも。でないと不満出るだろうし」
「そっか。そうだね」
「あー確かにゆうちゃん以外みんな文句言いそうだな💧」

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「すまない言うのが遅れた」
「いや二木さんが謝ることじゃないよ。それにしても武道館かぁ。何だか実感わかないなあ」
「・・・クロ、ちょっといい?みんなちょっとクロ借りるね」
「何だよネモいきなり?」
何か思案していたネモが私の手を取り歩き出した。

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「ANNAさーん!」(野太い声)
「FUKAー❤️」(黄色い声援)
「REINAー!」(半々)
と云った具合に声援を浴びる三人。まあヤンキー二人はともかく、ゴリラは普通にしてれば女人気高いのも頷ける。
この分だとレアシトフも受け入れられそうだ。
三人共ノリノリで手を振っている。

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(MOKO&Shiki)そして変わる...
(MOKO)青空で羽ばたける
(全員)悲しみの翼(はね)で

歌い終わり演奏も終盤へ差し掛かる。実はラスサビの少し前から他のメンバーもステージに上がって簡単な躍りをしながら客を煽ってた。
ゆりちゃんは相変わらずやる気なさそうに手を振ってたが

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正直KOTOKOの歌で被るとは思ってなかったが、まあそれならそれで構わない。
知ってる奴もいるらしく歓声が聞こえる。
最初に麗奈さんいやREINAのドラムから入り、次にANNAのキーボード、Shikiのベース、FUKAのギターと演奏が始まる。
そしていよいよ私が歌う事になる。

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沸き上がる歓声だが、まあ理解は出来る。杏奈さんは間違いなく男受けよいだろうし、麗奈さんやゲス乙女は女受けいいだろうし。
絵文字markⅡは配信の影響で男受けいいのは言うまでもない。
私は少し前が見えづらかったので髪をかき上げた。

『キャーMOKOー❤️』
何でだよ💧

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