まさかの…
朝のクーパーツ神話(未加工ver)

クーパーツ【04 水】


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私は今、肉か魚か選択を迫られていた
深刻な選択だった
私はものすごく悩んでいた

よし、肉にしよう!
そう思った瞬間友人が言った

「魚で」

そう来たか。
そうなると、私も合わせた方が良い

本当は肉が食べたいけれど、魚を見ると絶対に魚が食べたくなるからだ

「私も魚で」

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男はいつもの仕事の帰り道に、綺麗な赤い綱が置いてある事に気がつきました。

綱は纏めて置いてありましたが、反対側は向こう側へ伸び、角を曲がって見えなくなるまで続いていました。
男は、朝は置かれていなかった赤い綱を、興味本位で引っ張ってみようと思いました。


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良いサヤを手に入れる事は良い豆のステータスに繋がる!

そう叫んだのは若くて、一族で1番大きい豆だった。

良いサヤとは、色が濃くて表面がキレイで、豆と豆の間はしっかりくびれている、そんなサヤが1番価値がある。


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今夜は村のお祭り、パン祭り。
祭りの日だけ特別に作られる名物
【ねじり揚げパン】をもらいに、村長の家まで出かけよう!

村はずれの自家から、村長の家まで徒歩20分。近道して10分。今夜は月が出ていないので暗いけれど、祭りの灯があるから大丈夫!近道しよう!

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男は遅めの朝食を取りながら、ふと【ま】について考えてみることにしました。まは、ご存知の通り古来よりある言葉です。間が悪い、魔が刺した、などと使われる事が多いです。
そんな意味のまですが、男は急に【ま】の可能性について考えを巡らせてみたくなりました。

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