エウリュノメーに至っては、グレイヴズはこれをペラスゴイ族の創世女神に押し上げた。「初めに、万物の女神であるエウリュノメーは、混沌(カオス)から裸のまま立ち上がった……空から海を分けて、1人波間で踊っていた。……
ペラスゴイ人の創世神話
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「エリーニュスたちというのは良心の擬人化である。……母親の神聖を犯したときだけに起こるごく限られた意味の良心である」。オイディプスがエリーニュスたちにいじめ殺された所以は、「気がつかないうちに母親の自殺の原因をつくったことにあった」(グレイヴズ)。

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もとは、あのオークの葉擦れの音を聞いて託宣したというドードーナの大地母神であったろう(グレイヴズ)。B・ウォーカーに依れば、3人の名はゴルゴーンよりも恐ろしい「戦闘を好む者」「スズメバチ」、「恐怖を与える者」と。
図はエドワード・バーン=ジョーンズ(1882年)。

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魔法使いギデオン・ゴードン・グレイヴズ
魔法を悪用しがち。

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しかも、柘榴はディオニューソス、タンムーズ=アドーニス=リムモンゆかりの神木である、「死の象徴となり、また復活の萌しを示すものともなる」(グレイヴズ『ギリシア神話』27補注)。
(5弁の薔薇に似ているが6弁。しかし果実は林檎に似る)。

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前2000年紀のクレータにみられるこの牛は、ポセイドーンへの供犠の不正がパーシパエーの奇ッ怪な欲望の原因となったとされる。
しかし実際は、「牡牛の角をつけた月の巫女と牡牛の仮面をかぶったミーノース王との樫の木の下での祭式による結婚を示している」(グレイヴズ)。

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ここからグレイヴズは、”Πελασγοίの創世神話なるものを再現してみせた。それによると──初めにΕὐρυνόμηがひとり混沌のうえで踊っていた(「世界」札を想起せよ!)。すると旋風が起こり、南に向かって踊り続ける女神の後ろに、旋風は北風(Βορέας)なってまとわりついた。

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クトゥルフ神話TRPG「パピルン」
突発卓!イアン・グレイヴズで行ってきます~!!!!!わーーーい!!!!

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