rick017: “僕もゲンシシャさん行きたい” https://t.co/w6NvQiUzcS

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「肋骨レコード」。1940年代から1960年代にかけてソビエト連邦の闇市で売られました。当時、ビートルズなど西洋のロックやジャズを聴くにはレントゲン写真に刻まれた海賊盤を入手することが唯一の手段でした。ファンの元へ禁じられた音楽を届けました。書肆ゲンシシャでは音楽の歴史書を扱っています。

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「天使の欲望」。絞首刑に処された男性の遺体に見られる死後の勃起のことを、このように称します。縄で首が絞められ小脳に圧力が加わることで、首を吊り処刑された、あるいは自殺した男性の陰茎が勃起します。「死の勃起」「終末勃起」とも呼ばれます。書肆ゲンシシャでは処刑の歴史書を扱っています。

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そういえばまたゲンシシャさんにお邪魔してきましたの。

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ニコラ・サモリによる作品。イタリアの画家。ミケランジェロを崇拝し、ルネサンス期の絵画と同じ手法で描きながら、新しい表現方法を模索しています。身体、死や性に対する恐怖に駆られ、絶望を原動力にして、キャンバスを引き裂き、擦り、制作しています。書肆ゲンシシャでは彼の画集を扱っています。

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ギュスターヴ・ドレによる「ガルガンチュア」(1873年)。フランソワ・ラブレーの著作の挿絵として描かれたもので、巡礼者を食す巨人を描写しました。ガルガンチュアはもともと中世フランスの伝説に現れる大食漢で、巨人王として多くの話に登場します。書肆ゲンシシャでは食人の歴史書を扱っています。

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「笑うピエロ」(1940年)。ピエロを見ると著しい恐怖に襲われる病的な心理を道化恐怖症と呼び、ジョニー・デップもこの症状に悩んでいます。一方で、小児科ではピエロが遊び相手になることで症状を緩和する臨床道化師と呼ばれる専門家が存在します。書肆ゲンシシャではピエロの写真集を扱っています。

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「鳥女クークー」。本名をミニー・ウールジィといい、セッケル症候群を患い、精神病院から「救出」され、サーカスで働きました。背が低く、嘴のような鼻を持ち、頭髪がなく、軽度の知的障害がありました。衣装を纏い意味不明なことを話しました。書肆ゲンシシャでは見世物小屋の写真集を扱っています。

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「纏足のレントゲン写真」。かつて中国では幼い頃から足に布を巻き、足が大きくならないようにしていました。男性は纏足を見て性欲を駆り立てられ、女性は夫や恋人以外には纏足を見せませんでした。においを嗅ぎ、纏足から酒を飲むなどして楽しみました。書肆ゲンシシャでは性の歴史書を扱っています。

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ゲンシシャさんのインスタ性癖の固まりすぎてほんまあかん……好き……展覧会1回行った気分になる……

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エンリケ・シモネ(Enrique Simonet)(1866~1927)による「心臓解剖」(1890年)。スペインの画家。解剖学者が、死んだ若い女性の心臓を取り出し、眺める姿を描き出しています。細部に至るまで克明に描写しました。もとは聖職者で画家になりました。書肆ゲンシシャでは解剖学の画集を扱っています。

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ウィンザー・マッケイによる「夢の国のリトル・ニモ」(1910年頃)。夢の中の光景を描いた漫画で、奇想に満ちた超現実的で幻想的な表現を駆使しました。少年ニモが王女を目指して夢の国を進み、最後のコマにはベッドの傍らで目覚めたニモが描かれました。書肆ゲンシシャでは彼の作品集を扱っています。

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「タトゥー」(1930年代)。デンマーク人のP・ピーターセンが描いたタトゥーの絵です。デンマークは、20世紀初頭に世界最古のタトゥースタジオが設立され、伝統を受け継いできました。船乗りのため、バーやタバコ屋の一角でタトゥーを手がけました。書肆ゲンシシャではタトゥーの画集を扱っています。

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パウル・マーティアス・パードゥアによる「レダと白鳥」。この絵がナチス・ドイツで発表されたとき、物議を醸し、画家は強制収容所送りにさせられることを恐れました。しかし、ヒトラーが高く評価して、寝室に飾るために自らこの作品を購入しました。書肆ゲンシシャでは退廃美術の画集を扱っています。

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レオン・スピリアールトによる「めまい」(1908年)。不安定な環境で強風に煽られている髪が乱れた孤独な人間を描いています。色彩のコントラスト、階段の形状や、奈落の底のような黒を用いて、めまいの感覚を絵に表現しました。絶望や恐怖を想像させます。書肆ゲンシシャでは彼の画集を扱っています。

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「象の絞首刑」(1916年)。象のメアリーはサーカスで働いていましたが、ある日調教師の頭を踏みつけ殺害し、観客が悲鳴をあげ拳銃で弾を撃ち込みましたがびくともせず、支配人によりクレーンを使い公開処刑にされました。町の子供たちが集まりました。書肆ゲンシシャでは処刑の写真集を扱っています。

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アントニオ・リッツィによる「ネロとアグリッピナ」。ネロは、懐いていた乳母を嫉妬のために殺し、罠を仕掛けて海で溺れさせようとしたものの泳いで帰ってきた母アグリッピナを恐れ殺害しましたが、母の死体の美しさに見惚れて、その服を剥ぎ取りました。書肆ゲンシシャでは悪女の画集を扱っています。

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アレクサンドル・カバネルによる「死刑囚に毒を試すクレオパトラ」(1887年)。女王クレオパトラは「共に死ぬ会」という饗宴を催し、死刑囚にあらゆる種類の毒薬を投与して、どの毒が一番楽に死ぬことができるか試す実験を行っていたと伝えられています。書肆ゲンシシャでは悪女の画集を扱っています。

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ヨハン・ハインリヒ・フュースリーによる「夢魔」(1791年)。睡眠中の女性を襲い、精液を注ぎ込んで悪魔の子を妊娠させる淫魔インキュバスが、大きく仰け反った女性の身体の上でいやらしい表情をしています。白目をむいた馬が顔をのぞかせています。書肆ゲンシシャでは幻想絵画の画集を扱っています。

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ウィリアム・アドルフ・ブグローによる「地獄のダンテとウェルギリウス」(1850年)。ダンテ『神曲』を基に、地獄に永久追放された魂が互いに憎しみ合って戦う姿を強さ、苦しさと共に表現しました。筋肉を迫力をもって描き、おぞましさを表しました。書肆ゲンシシャでは幻想絵画の画集を扱っています。

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