コナンの歴史 8-7
アケロンは2500年の長きにわたり
帝国として君臨します

西部の蛮族や未開人は邪神たちの生贄にされたり
魔術の儀式や実験に用いられるなど
恐怖の時代を過ごすこととなりました

しかし、繁栄したこの魔術帝国を打倒する
新たな光明が北の大地から昇る事となります

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8-1
野心的なスティギア王国は
大陸西部で支配域を拡げていました

国家を持たない未開地域の住民は
この文明的に組織化された大国の軍隊の侵攻に
蹂躙されるしかなかったようです

多くの未開人の男女が蛇神セト(その裏には恐らく
スケロスそして蛇人間)の生贄として
捧げられました

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コナンの歴史2-4
そんな中でトゥーレ大陸で最も権勢を誇る大国
ヴァルーシアで1人の英雄的な王が誕生します

彼の名はカル、西の大陸アトランティス出身の
傭兵だった男でした

彼は蛇人間たちの陰謀に気づくと
帝国中から徹底して蛇人間を駆逐していきました

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コナンの歴史2-3
トゥーリア文明諸王国の支配者も住民も
人間に取って代わり
長老種族の姿が地表から消えていた時代

それでも狡猾な蛇人間たちは
変容の術を用いて王国の高位高官に居座り
何も知らない一般住民たちを支配しており
彼らの施策はそれとバレないように
人類を衰退させていく事でした

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コナンの歴史1-9
高い知性を持つ蛇人間たちは
彼らの秘法、人間からすれば魔術を用いて
将軍や貴族、神官、王族など
高位高官の者たちに変容し
裏から人間の国家を支配していたのでした

映画に登場した悪役 トゥルサ・ドゥームは
この時代の蛇人間のキャラ性を踏襲しています

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会社帰りにムービー展行ってきた!めちゃめちゃ空いてて快適にオタ活してきた😘✨ エンディングムービーでコナンの歴史の長さ&沢山の魅力あるキャラが活躍してきたのを実感しちゃったな〜😭💞

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コナンの歴史㊸-2
しかし世界中を荒らしながら移動した北方種族(エーシルやヴァニール)には征服地の地名や国号を引き継ぐ習性があり

ブリトゥニア、ネメディアなどの幾つかの国名は
後々の歴史の中に(構成する民が大きく違うとはいえ)登場していく事となる

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コナンの歴史㊷-4
弱体化した古王国には勢いある北方種族を押し返せず
ついに歴史のある特異な文化を持つこの国も滅亡した

ヴァニール族はこの地の新たな支配階級として君臨し
国号をエジプトと定め
国王はファラオと称した

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コナンの歴史㊷-2
抵抗するピクトを払いのけながら
ヴァニールは南海岸地域に広がり
かつてのアルゴスやシェムの西部地方を経て
ついには古王国スティギアにまで到達する

0 7

コナンの歴史㊷
キンメリア、エーシルが南東へ居住地を移していく中
エーシルのライバルとしてノルドヘイムの一角を担う赤毛のヴァニール族も南へ移動を始めていた

彼らは西海沿岸を南下ピクトの曠野を踏破し
ジンガラ地方に入る
ピクトはこの怒涛の南下を止められなかった

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コナンの歴史㊶-3
キンメリア人の移動は
内海ヴィラエット海沿岸で歩みを止めた

この地の繁栄した王国トゥランは
キンメリア人に滅ぼされ
その住民は同血のヒルカニア人と合流し北岸ルートから東岸地域へと逃亡した

キンメリア人はトゥランに代わり
西岸に定住するようになった

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コナンの歴史㊶-2
このヒルカニアの撤退には
先に亡命して来て、配下となっていたジンガラ人
征服され隷属化にあったザモラ人など
西方諸民族が多数同行した

こうして西方の血が
東方世界へと持ち込まれる事となった

0 9

コナンの歴史㊶
ヒュペルボリアに侵入したエーシルの中でも獰猛なグループは、この地の征服者たるヒルカニア人を打ち破った

東進を続行するキンメリアもブリトゥニアにて
ヒルカニア人を破る

連敗を受けて
ヒルカニアは征服地を放棄し
本国である内海東の草原へと撤退する

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コナンの歴史㊵-4
国土を荒らされたエーシル人のネメディアは生産性のなくなった領土を放棄してしまう

防衛に徹してたのが一転
この度は攻勢に打って出て
ピクトとヒルカニアが奪い合うコト地域に大規模遠征を行い、南のシェム族と結託し
コト地域を奪い取り支配してしまう

0 4

コナンの歴史㊲
繁栄したハイボリアの諸王国を半世紀にも満たぬうちに滅亡させ世界を二分させたピクトとヒルカニアであるが

最強の武威を誇る両者共に
思わぬ強敵の出現に手痛い敗北を味わう事となる

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コナンの歴史㉞-3
ヒルカニアの騎馬の機動力と破壊力に
シェムもスティギアも敵わず
シェムは併呑され従属させられる

スティギアの方は戦争に敗れ
征服こそ免れたものの
国土を踏みにじられ略奪され
南方の覇者としての権威も地に落ちてしまう

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コナンの歴史㉝-3
ヒルカニアの騎馬族の中でも、より強大でより残虐なこの一団はハイボリア諸王国と同様に同血のトゥランも敵と見做し侵略の対象としていた

強力な騎馬隊でヒュペルボリアを散々に痛めつけ
ブリトゥニアを降伏させ従属し
コリンティアを壊滅させるに至る

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コナンの歴史㉜
ボッソニアへの制裁が終えると
アキロニアは再びネメディアに矛先を向け
主力を東へと差し向ける

この隙にピクトの侵寇軍がボッソニアになだれ込み、生き残りのボッソニア人とアキロニアの駐屯兵を蹂躙した

ピクト軍はアキロニアの首都に向け進軍を開始する

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コナンの歴史㉛-2
アキロニア軍
特に傭兵のシェムの騎兵はボッソニア地域を蹂躙

防備の施された城砦都邑を悉く破壊してゆき
ボッソニアは焦土と化す

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コナンの歴史㉛
アキロニア帝国主義者たちによる
ボッソニアへの無慈悲な制裁が加えられた

謀略で一所に集められた族長たちは
帯剣もしてない時に殺害された

外部からの襲撃に備え
防壁に囲まれた城村に暮らす民も
内部に侵入していた軍による
無慈悲な虐殺の餌食となった

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