その身尽きてもその魂は死なず

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「このままじゃ、カッコ悪くてあの世に行けねーぜっ……!!」

※流血注意
遅刻してでもやりたかったんだ…

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2月28日。片手袋の喪服の男は花屋でありったけの向日葵を買い、郊外の墓地へ行く。親友の命日は来客が大勢おり、こんな姿を晒すのに抵抗があった為、必ず1日遅れで訪れる事にしている。
「よー、スケコマシ。昨日はみんなに会えたか?今日は俺の相手してちょ♡」

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