田植は、#ジェンダー展 の一つの通史的なテーマです。中世では、女性によって行なわれる事が多かったようで、「月次風俗図屏風」(東京国立博物館蔵、16世紀)には、現在でも中国地方で行なわれている「花田植」のような場面が描かれています。男性が囃し、美しい服を着た早乙女が苗を植えています。

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にはユネスコ「世界の記憶」山本作兵衛の炭坑記録画3点が出品されます。筑豊炭鉱の鉱山労働者は、夫婦一組で前山・後山として働きました。「入坑(母子)」(個人蔵、1899年頃)は、母が背負うと幼児の頭を坑道の天井に打ちつけてしまうため、子守役の息子に背負わせる様子を描きます。

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