「こんこん、きゅー……じゃなかった、にゃんにゃん。迷子かい?サバトの会場まで案内してあげようか。
お礼はあんまいお菓子なんてどうかなぁ?」
チェシャ猫風………??なあれです、はい。チェシャ狐。友人には「詐欺じゃん」と言われました。

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「急がなきゃ急がなきゃ…
今回のサバトは、特別なんです!!」

小走りで駆けてく少女。手ぶらにたくさんの大荷物を抱えて向かう先は、甘い香り漂う不思議の集会。

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