【7日目】
翌朝、また一段と寒さが増していました。
トーストにベーコンエッグを乗せたいつもの朝食を運びながらミィは今日はどう過ごそうかなと考えました。昨日の疲れもあって家で過ごしたい気もしますが、クリスマスの準備もまだ途中なのです。


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【4日目】
小屋は魔女の物でした。
「リースが欲しい?それならあんたの籠の中のキノコを全部くれるならいいよ。何しろ今が一番忙しくて食料を採りに行く暇もないんだ。それとも、私の手伝いをしてくれるかい?クリスマスもあるし、冬に備えて注文が多くてね」


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【3日目】
「こんな所に小屋なんてあったっけ?」
森の奥へ行く途中に初めて見る苔むした小屋が建っていました。
小屋の前には薪の束と壊れた樽の上の木箱に「アケビの蔓のリースひとつ100キャト」と書かれた札としっかりと編まれたリースが入っていました。


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