臓物ちぎり棍棒
血まみれ呪術師ファロックの獲物。彼の手製であり、岩に似た謎の材質で作られている。
先端から相手の腹を貫き、はらわたを棘に絡めて引きずり抜くのだ。

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審判者ペリナーロ
骨の面を被った、白亜の館に属する審判者。正当かつ厳格な処断を下すことで知られるが、仕事以外の私的な面では、じつに気さくで話せる人物だと言われている。
極端までの公私の切り分けが、彼の審判者としての信頼を築いているのだ。

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風船職人、コルコブル
祭りの国に古くから伝わる、百面風船職人の一人。何より風船を愛しており、尖った物を嫌う。
鋭く尖ったくちばしの面は、師に課せられた試練の一環である。一人前の職人は、これを身につけながらに見事な大風船を膨らませる。

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解体師、アマルース
特殊な獣の肉を専門に取り扱う、浄化府お抱えの解体師。
変質した獣の亡骸は浄化府に献体され、さまざまな検査を受ける。
地上のどの生物とも違う以外の解体には、専門的な知識が求められる。

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魔剣のソロス
管理省に認められた、魔剣を扱う資格を持つ数少ない人物。
銘は「フラクタス」。無数の鋼糸で編み上げられ、比較的内向的な性格らしい。ソロスとの関係は良好であり、喜んで力を貸してくれる。

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フィルキールの檻
骨と暗がりの祝福師、フィルキールの手による聖遺物。装着者の神経を読み取り、見えざる手を操ることが可能となる。
フィルキールは無数の手を操り、戦火の中でも無双を誇った。

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セパード調査官
連続自殺殺人事件を追う調査官。モスコ追跡官の相棒でもあり、「荒っぽいこと」を主に担当する。
大柄な体躯に見合った健啖家であり、現場にどんぶりを持って現れることもあるという。
「死んじまったら、美味い飯は食えねえからな…」

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15 はどんよりした世界に生きる可愛い生き物や人々の話です
正直こんな続けると思っておらず、適当に決めたタグなのですごく後悔してます タライコンって何

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星詠みセリオス
星教の塔に住う星詠み。夜空色のコートを見に纏い、星儀盤を通して流れを読みとる。
星詠みには獣人が多く、その始まりも人ならぬ亜人だったという。

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黒獅子騎士
大墓の国、ウェンドレンの騎士。
彼の地に於いて黒は死者を悼む色であり、死にきれぬものたちの魂を鎮めるとされる。

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骨読みのエジナ
白石の壁に住む占い師。
骨を焼き、そのヒビを見て様々なことを占う。

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シンブ
監獄船シャルリオの最下層に封じられていた男。獄中生活に不満はなかったが、大脱獄事件の際どさくさに紛れて逃げ出し自由を謳歌している。
人斬りユールーンと行動を共にしており、彼と同じく完全な不死性を持つ。
教養深く、音楽と読書を嗜む。

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墓妖精モルグ
墓場など、死に近しい場所にのみ現れる妖精。彼岸の存在とも言われる。
凶兆とされ、関わるものの死期を引き寄せる。

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波紋のユールーン
人斬りユールーン、鬼畜のユールーン。真の不老不死であり、彼の手にかけられた人々は幾万に上る。
殺意も悪意もなく、ただ更に斬ることのみを考えている。一時シャルリオに封じられていたが、素手で牢の檻を切り裂いて脱獄した。

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海ザリガニ
浜辺によくいるザリガニ。象ほども大きく、鉄を裂くはさみを持つ。
刺激しない限りは温厚で、よく座礁した小船などをちぎって遊んでいる。
雑食であり、黒い国の前身となった王国には、身動きの取れない状態で浜辺に放置する処刑法が存在したという。

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ゼオウ
下水と繋がった地下水脈に棲む大蛇。
人語を介し、高い知能を持っている。
かつては人だったと話すが、それ以上の過去を語ろうとはしない。
彼女がいつからそこにいるのか、何故そこに留まるのか。全てが謎のままだ。

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