トドの妖精の国は大災害以降暗く悲しみに包まれていて、幸せのエネルギーを「人工的」に補てん(=妖精の世界の医療のひとつ)しなければならない妖精が多い。
この状況をなんとかすべく、王宮は人間界の「エンタメ」にヒントを探している。

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「トドメガネ」の8歳違いの兄「トドデヌレ」は大災害で両親を失って以降、トドメガネの世話をしながらひとりでも多くの妖精の命を救うべく医者を志している。
人間の世界にやってきたのは災害医療を学ぶためだが、他の妖精の面倒も見ている。

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トドの妖精が生きるエネルギーは「幸せ」。幸せを感じると体内に蓄積され、苦痛を感じるとそれを消費する。病気や怪我の治癒にもそのエネルギーが使われる。幸せのエネルギーが枯渇すると瀕死の状態になる。

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トドの妖精は飛び跳ねるか飛行して移動する。飛び跳ねたときのジャンプの高さは約10mで、同程度の高さで飛行が可能。よって地震や水害、津波はとっさに飛べばたいがい回避できる。

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